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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

展覧会

みうらじゅん マイ遺品展 ご紹介その4

季節の庭園 展覧会

みうらじゅん マイ遺品展 ご紹介その3

展覧会

「コレクション 春 ―所蔵作品による名品展」 3月19日よりスタート!

明日3月19日より、「コレクション 春 ―所蔵作品による名品展」が始まります。本展では、およそ1000件の所蔵品から選出した、約70点を全館でご紹介いたします。

写真は、先日の庭園の様子です。
ジンチョウゲの甘い香り。見上げるとアンズウメが満開でした。

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明日には、本館入り口前の大きなハクモクレンも蕾が開きそうです。
そしてまもなく、桜の開花の様子もお知らせできることと思います。

美術館の庭園に花々が咲き誇る春から、池が睡蓮で満ちる初夏のころまで、
ブログやSNSでは展覧会と合わせて、日々の庭園の様子もお伝えしてまいります。

作品と合わせて、遺された貴重な建築物や美しい風景をお楽しみください。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。

(IK)

展覧会

みうらじゅん マイ遺品展 ご紹介その4

現在開催中の開館25周年記念「みうらじゅんマイ 遺品展」についてご紹介いたします。

「夢の箱(山手館)」では「ゆるキャラ」をはじめ、「フィギュ和」(日本全国で買い集められた和製フィギュア)や、みうらじゅん氏を模した菊人形まで、さまざまな人形を展示しています。

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「ゆるキャラ」とは、全国各地で開催される地方自治体主催のイベントや村おこし、名産品などのPRとして作られたキャラクターのことで、「ゆるキャラ」という名前の生みの親がみうら氏であることは有名ですね。

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この展示室の見所のひとつは、「コロナ画55(ゴーゴー)」。

みうら氏が「自身が亡くなる直前に見る走馬灯のようなもの」を描いたという、F-10号のキャンバスを55枚並べてできた大きな作品です。動物、植物、仏像、有名人......、大画面にさまざまなものがひしめきあっていて、見るたびに新しい発見があります。

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なかには幼少期、学生時代、現在のみうら氏の自画像も......。

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また、会期中庭園に設置している、「みうらじゅん飛び出し坊や」も描かれています!

  *「みうらじゅん飛び出し坊や」についてはこちら
https://www.asahibeer-oyamazaki.com/blog/2022/01/post-44292.html

なお、本展では、こちらの夢の箱(山手館)のみ写真撮影が可能です。
ご来館の際は、ぜひ気になる「マイ遺品」をお撮りいただけたらと思います。

「みうらじゅんマイ 遺品展」は、36日まで開催いたします。
みなさまのお越しをお待ちしております。

TH

展覧会

みうらじゅん マイ遺品展 ご紹介その3

現在開催中の開館25周年記念「みうらじゅん マイ遺品展」についてご紹介いたします。

展示室1でご覧いただけるのは、みうらじゅん氏が旅先で買い集めた絵ハガキです。

どこの観光地のものかすぐにわかるものもあれば、そうでないものもありますね。

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10枚程度が1組になって販売されている観光地の絵ハガキ。そのなかには観光名所と呼べないスポットの絵ハガキが入っていることがありますが、みうら氏はそれらを「カスハガ」と呼んでいます。

じっくり見ていくと、公衆トイレや学校の航空写真の絵ハガキもあります。

枚数を合わせるために入れられたと思われる「カスハガ」も、これだけ揃えば見応えがあります。「カスハガ」に対するみうら氏の愛が感じられます。

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この展示室には「ヘンジク」(変な掛け軸)も展示しています。

コロナ終息後、気軽に観光できるようになれば、「カスハガ」や「ヘンジク」を求めて旅に出るのもいいかもしれませんね。

「みうらじゅんマイ 遺品展」は、36日まで開催いたします。

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庭園に咲くスイセンも見ごろを迎えています。

みなさまのお越しをお待ちしております。

TH