1. 所蔵品

Collection所蔵品

アサヒグループ大山崎山荘美術館では、朝日麦酒株式会社(現アサヒグループホールディングス株式会社)初代社長・山本爲三郎が篤く支援した民藝運動ゆかりの作品群をはじめ、印象派の巨匠クロード・モネの傑作《睡蓮》連作などをご覧いただけます。ここでは、当館が所蔵する約1000件の作品から、選りすぐった約60点をご紹介します。

クロード・モネ(1840-1926)

フランス、パリ生まれの印象派を代表する画家。《睡蓮》連作、《日本風太鼓橋》をはじめ、パリ郊外にあるジヴェルニーの自邸でモネが晩年に描いた作品などを所蔵しています。

河井寬次郎(1890-1966)

島根県に生まれ、京都を拠点に活動。柳宗悦らとともに民藝運動を創始し、日常の用に即した作品を制作。変化に富んだ器形、釉薬の用法に特色ある陶磁器を展開しました。

濱田庄司(1894-1978)

神奈川県に生まれ、イギリスでの作陶を経て、帰国後は一貫して栃木県益子で制作。柳宗悦らとともに民藝運動を創始し、生活に根ざし、力強さに満ちた作品を多く生みだしました。

バーナード・リーチ(1887-1979)

香港に生まれ、幼少期を日本で過ごし帰英。再来日を果たして同地で作陶後、濱田庄司とイギリスで窯を築きます。東洋と西洋の伝統的な技法を作品にとり入れ昇華させました。