スタッフブログ
「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」展 5万人目のお客様
開催中の開館30周年記念企画展
「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」と
「没後100年 クロード・モネ展」の総来館者数が5万人を達成しました。
記念すべき5万人目のお客様は、大阪市からお越しくださったカップルのお二人です。
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本日は、水無瀬神宮の涼やかな風鈴の音色を楽しんだあと、当館へお立ち寄りくださいました。
5万人達成のご案内をすると、お二人は驚いたご様子でしたが、笑顔でセレモニーや記念撮影にご協力くださいました。
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記念品は、現在開催中の「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司」展にあわせて、
今月発売されたばかりの『濱田庄司作品集』と、河井寬次郎作品をモティーフにしたキーリングです。
展覧会の思い出とともに、河井寬次郎と濱田庄司の作品に親しんでいただければとの想いを込めて館長よりお渡ししました。
5万人という多くのお客様にお越しいただいたことに、あらためて感謝申しあげます。
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梅雨が明け、日ごとに夏らしくなってまいりましたが、展覧会は引きつづき開催中です。
若き魂を共鳴させた河井寬次郎と濱田庄司が追求したそれぞれの道を、古今の建築や青々とした庭園とともにお楽しみください。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。
展覧会の詳細はこちら↓
「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」
「開館30周年記念 没後100年 クロード・モネ展」
(TY)
共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その6
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、本館2階展示室3と喫茶室の展示についてご紹介します。
濱田は1930年に益子に住居を構え、敷地内に登り窯を作り、益子での作陶を本格的にはじめます。イギリスでその土地固有の素材を生かすことの重要性を学んだ濱田は、益子の土と釉を駆使し作品を制作しました。
1940年頃には作風が確実なものになり、益子での活動も順調でしたが、やがて、軍による統制が厳しくなります。益子の陶器産業を守るため、燃料の確保とひきかえに軍需品も生産しました。濱田は、戦況が悪化しても作陶をやめることはなく、窯に火を灯しつづけました。
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《青柿掛分白流掛大鉢》1960-70年代
戦後、活気をとり戻した益子で、濱田も精力的に作品を発表しました。
晩年にはこのような大鉢も制作しており、衰えを知らない生命力を感じます。
1972年に刊行された作品集『濱田庄司七十七盌譜』には、「私の陶器の仕事は、京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と記されています。古今東西のやきものに学んだ濱田は自ら咀嚼しながら、さまざまな作品に挑戦しました。
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このたび、当館所蔵の濱田作品をすべて掲載した『濱田庄司作品集』を発行しました!当館所蔵の濱田作品がすべて掲載された作品集です。ミュージアムショップにて販売しておりますので、ご来館の際はぜひお手にとってご覧ください。
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企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)
共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その5
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、本館2階展示室3のようすをご紹介します。
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民藝運動発足後の1930年代から1940年代中盤まで、河井は精力的に作品を発表しますが、1943年戦局が悪化したことによって作陶が困難になります。1944年になると窯を焚くことがかなわず、個展の開催も一時中断を余儀なくされました。
戦後、河井の作風は日用に即した形にとどまらず、不定形で自由な造形へと変わっていきます。
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河井寬次郎《青磁釉筒描花文扁壺》1953年
筒描きとは、泥漿(でいしょう・粘土と水を混ぜあわせ泥のような液体状にしたもの)をスポイドに入れて絞り出し、盛り上がった線で文様を描く技法で、河井は1950年代初頭に鳥や花などをモティーフにした作品を多く発表しました。
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河井寬次郎《鉄釉泥刷毛目鉢》1955年
1950年代半ば、筒描きを失敗した河井は生乾きの泥漿を布で拭った際にできた拭きあとのおもしろさに気づき、作品に応用しました。河井が生みだした「泥刷毛目(どろはけめ)」と呼ばれるこの技法は、陶器に彫塑的な立体感を宿し、見る人を圧倒します。
新しいことに挑戦しつづけた河井でしたが、民藝運動の創始以前より親交があり、よき理解者でもあった山本爲三郎が1966年に没すると、後を追うかのように同年亡くなります。
河井の情熱がこめられた作品の数々を、ぜひご覧ください。
企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)

