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イベント&ワークショップ 展覧会

ギャラリートークを開催しました

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ギャラリートークを開催しました

展覧会

ギャラリートークを開催しました

現在、企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
6月21日に引きつづきギャラリートークを開催し、当館の学芸員が展覧会の見どころを解説しました。

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山本爲三郎コレクションの中から、民藝運動に関わった作家で連続的なペアを作り、作家同士にまつわるエピソードやその作品をご紹介しました。
たくさんのお客様にご参加いただきました。ありがとうございました。

企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」の会期は、のこすところあと1週間になりました。

会期終了後は、施設改修のため9月20日まで休館いたします

7月7日から2か月以上休館となりますので、会期終了までにどうぞ足をお運びください。
みなさまのご来館をお待ちしております。


(TH)

展覧会

つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その5

現在、企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日はこの企画展最後のペアにあたる、エセル・メーレと濱田庄司をご紹介します。

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1872年にイギリスで生まれたメーレは美術学校を卒業した後、美術教師や家庭教師をしていましたが、結婚を機にスリランカに滞在し、現地の刺繍などを調査・研究しました。帰国後に染織工房を開設し、1916年には草木染の技法書を出版します。

彼女の作った織物は、バーナード・リーチとともにイギリスにわたっていた濱田庄司の目にとまります。1921年に濱田がメーレの工房を訪れたことで、ふたりの交流が始まりました。
メーレの工房はイギリス南部のディッチリングという小さな村にあり、工芸家たちが生活をしながら制作活動を行っていました。濱田は感銘を受け、「仕事にも生活にも信念がはっきり出ていて、そして落ち着きがある」と語っています。

メーレは濱田から「手織りの母」と称され、日本でも紹介されるようになります。1920年代にメーレの展覧会が開催された際には、山本爲三郎が自身の娘のために上着を購入しており、それはのちに当館のコレクションになりました。

企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」は、7月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)

展覧会

ギャラリートークを開催しました

現在、企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
昨日、展覧会関連イベントといたしまして、当館学芸員によるギャラリートークを行いました。

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時代背景とともに、民藝運動に関わった作家同士の関係性を解説しました。人との関わりから生まれた作品にも触れ、鑑賞の楽しみ方が広がったのではないでしょうか。
暑い中お集まりいただいたみなさま、ありがとうございました。

企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」の会期は、のこすところあと2週間になりました。

会期終了後は、施設改修のため2か月以上休館いたします
庭園のスイレンやアジサイもまだまだ見ごろですので、ぜひこの機会にお越しください。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)