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共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その3
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、「夢の箱」(山手館)のようすをご紹介します。
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民藝運動が始動したあと民藝同人らの活動が公になったのは、1928年に上野公園で開催された大礼記念国産振興東京博覧会でのことでした。彼らが出品したパビリオン「民藝館」には日本や朝鮮で集めた陶磁器などがならび、河井や濱田の作品も展示されました。
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河井寬次郎《海鼠釉線文蓋付壺》1928年頃
※前期のみ展示(5月31日まで)
青みを帯びた白濁釉を海鼠釉と呼びます。複雑に入り混じった色合いがナマコを思わせることから名づけられました。この作品も「民藝館」の応接室に展示されています。
「民藝館」は新聞や雑誌でも紹介され、好評を博しました。博覧会終了後、民藝運動を支援した朝日麦酒株式会社(現アサヒグループホールディングス株式会社)初代社長の山本爲三郎が什器ごと買いあげ、大阪の自邸に移築し再建されます。
企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
前期は5月31日(日)までです。作品を入れ替え、後期は6月3日(水)からはじまります。
(6月1日、2日は展示替えのため全館休館します)
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)
「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」展 2万人目のお客様
開催中の開館30周年記念企画展
「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」
「没後100年 クロード・モネ展」は、
このたびおかげさまで 来館者2万人を迎えることができました。
本日の庭園は、昨日の雨のおかげで青モミジやコケがいきいきとし、 新緑がきらきらと光かがやいていました。
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2万人目にご来館くださったのは、京都市からお越しのご夫婦です。
これまで市内の博物館や美術館には足を運ばれているそうですが、
当館にお越しになったのは今回が初めてとのことです。
本日は、同時開催中のクロード・モネ展をきっかけにご来館くださいました。
館長から感謝の気持ちを込めて記念品を贈呈させていただきました。
展示や庭園、喫茶室など、 ゆっくりとした時間をお過ごしいただけましたでしょうか。
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さて、当館では6月に開館30周年を記念した講演会を開催予定です。
展覧会とあわせて楽しんでいただける内容となっています。
■ 6月6日(土)
「園芸家モネとその背景」
講師:久山 敦 氏(咲くやこの花館 元館長)
■ 6月13日(土)
「山本爲三郎コレクションと日本民藝館」
講師:深澤 直人 氏(日本民藝館館長/プロダクトデザイナー)
▶ お申し込みはこちら
展覧会と講演会をとおして、開館30周年の節目を一緒に楽しんでいただけましたら幸いです。
みなさまのご来館を、心よりお待ちしております。
(TY)
共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その2
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、山本記念展示室と展示室2に展示中の作品をご紹介します。
1925年、「民衆的工芸」の意味から「民藝」という言葉が生まれ、翌1926年には「日本民藝美術館設立趣意書」が発表されます。河井、濱田とともにその運動をすすめたのは、思想家の柳宗悦でした。
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オーギュスト・ロダン《考える人》(1880年 原型)
柳はもともと雑誌『白樺』の創刊に携わり、同誌の中心メンバーとして活躍していました。『白樺』は文学作品のみならず、西洋の近代美術を積極的に紹介しましたが、特にフランスの彫刻家ロダンに大きな関心をもち、特集を組みました。
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オーギュスト・ルノワール《浴女》(1896年)
ルノワールも同じく『白樺』において、日本で初めて本格的に紹介されました。
その後、柳の関心は朝鮮陶磁器との出合いによって、民間で用いられる日常品へと移ります。実用品の中に「健康な美」を見いだし、民藝運動を始動させることになります。
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企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
前期は5月31日(日)までです。その後作品の約半数を入れ替え、後期は6月3日(水)からはじまります。
(6月1日、2日は展示替えのため全館休館します)
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)

