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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

喫茶室&ショップ

松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く- 特製スイーツのご紹介

本館2階の喫茶室では、現在開催中の「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-」展に合わせて、展覧会にちなんだスイーツを2種類、ご提供しています。

「都会の詩情―青いケーキ」は、竣介の代表作のひとつ《 街 》 をイメージして制作しました。作品を思わせる鮮やかなブルーが印象的なケーキです。ベースはベイクドチーズケーキにスポンジケーキをのせて。鮮やかなブルーはバタフライピーで色付けをし、上層にはホワイトチョコレートクリームとバタフライピーのジャムが塗られています。スタイリッシュなビジュアルと洗練された味わいをお楽しみいただける一品です。

都会の詩情―青いケーキ.JPG

「田園風景ー林檎のケーキ」は、キャラメリゼしたリンゴと軽い食感のパウンドケーキをあわせ、竣介の育った田園風景を思わせるどこかレトロなケーキです。トップにあしらったバニラ風味豊かなバタークリームが、キャラメリゼしたリンゴとの相性が良く、ふくよかな味と香りが口にひろがります。こちらのケーキは、竣介のデッサン画《りんご》からイメージして作られました。鑑賞後に、作品を思い出しながらお楽しみいただければ幸いです。

田園風景―林檎のケーキ.jpg

どちらもリーガロイヤルホテル謹製です。 2種類のケーキは展覧会会期中、数量限定でご提供しています。 夕方には売り切れの可能性もございますので、ご了承ください。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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(CH)

展覧会

松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く― ご紹介その1

現在、企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」を開催中です。
本日は展示室のようすをご紹介します。

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1912年に東京で生まれた松本竣介は、2歳から17歳までの少年時代を岩手県で過ごします。13歳の時、病気により聴覚を失いました。
17歳で上京し本格的に絵を学び、23歳で二科展に出品し初入選を果たします。その後も精力的に制作をつづけますが、主な活動時期は日本人が心に暗い影を落としていた戦時下でした。

画家としての活動のほか、読書家であり思想家であった竣介は、自宅アトリエを拠点に月刊の随筆雑誌『雑記帳』の編集や発行にも携わりました。他の雑誌に投稿するなど、文章表現の活動も積極的におこなっていました。

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第1章の展示室1には、自画像を展示しています。彼の視線の先には何があったのでしょうか。竣介がのこした言葉とともに作品を鑑賞すると、その答えがわかるかもしれません。


企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、4月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)

その他

リーガロイヤルホテル京都 松本竣介展入館券とセットのランチプラン開催中

リーガロイヤルホテル京都では、現在開催中の企画展「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-」の期間中、 美術館入館券をセットにした特別なランチプランを開催しています。 展覧会とともに、リーガロイヤルホテル京都のランチをお楽しみください。

詳細はこちら