スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介 その2
企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は開幕から、はやくも一か月が経ちました。展覧会の順路に沿って、今回は展示室3(本展 順路2)よりお届けします。
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こちらの部屋では、富本憲吉(1886-1963)、岸田劉生(1891-1929)、古賀春江(1895-1933)、広川松五郎(1889-1952)、蕗谷虹児(ふきたに こうじ 1898-1979)、そして橘小夢(たちばな さゆめ 1892-1970)の、作家6名の個性が光る作品をご覧いただけます。
陶芸家として知られる富本憲吉は、もともとは東京美術学校(現在の東京藝術大学)の図案科を卒業し、図案事務所を開いていました。のちに、バーナード・リーチ(1887-1979)との出会いをきっかけに陶芸の創作に打ちこむようになりますが、次のような雑誌の表紙には、富本の図案家としての仕事を見ることができます。
『番紅花』第1巻第6号 1914(大正3)年 8月1日 東雲堂書店
「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」展の会期中、リーチと富本の陶芸作品が当館喫茶室内にならんで展示されております。そちらへもぜひお立ち寄りください。
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【期間限定】「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」 特製スイーツのご紹介
喫茶室では、リーガロイヤルホテル京都ご協力のもと、
「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」の開催にあわせて、特製スイーツ2種類をご提供しています。
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今回は、大正時代を中心に愛された甘味をアレンジした、レトロでかわいらしいケーキが完成しました。
ひとつ目は、「温故味新(おんこみしん)」。
※画像はイメージです
大正時代から親しまれる、羊羹をカステラではさんだお菓子「シベリア」をイメージしたケーキです。
甘さ控えめのあっさりとした羊羹をスポンジでサンドし、表面には苺味のバタークリームを絞り、鮮やかなグリーンに色付けされたチェリーをトッピング。
懐かしくも新しい味わいをどうぞ。
ふたつ目は、「山荘のハイカラさん」。
※アルコールを使用しています
※画像はイメージです
レーズンやチェリーなどのシロップ漬けを加えた、昔ながらのフルーツケーキです。
仕上げはキャラメルバタークリームに赤く色づけされた可愛いチェリーをトッピング。
築100年となる山荘のレトロな雰囲気にひたりながらお召しあがりください。
また、ケーキセット(コーヒー or 紅茶付き)をご注文いただくと、
1オーダーにつき1枚、展覧会オリジナルコースターをプレゼントいたします。
デザインは全3種。どれになるかはお楽しみです!
※数量限定、無くなり次第終了
こちらのスイーツは数量限定ですので、 売切れの際はご了承ください。
みなさまのご来館をお待ちしております。
展覧会の詳細はこちら
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「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介 その1
開催中の企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」では、たくさんのグラフィックデザインやイラストレーションの作品をご覧いただけます。順路に沿って、今回は山本記念展示室から、かの有名な猫の姿をご紹介します。
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橋口五葉『吾輩ハ猫デアル』下編 挿画
1907(明治40)年5月19日[初版]/1907(明治40)年9月20日[第3版]大倉書店/服部書店
『吾輩ハ猫デアル』は、夏目漱石(1867-1916)の初めての小説です。1903年英国留学帰国後すぐ、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、 1850-1904)の後任として東京帝国大学に赴任した漱石でしたが、八雲の人気が高すぎ、かねてよりわずらっていた神経衰弱に悩まされたといいます。高浜虚子(1874-1959)のすすめで創作活動をはじめ『ホトトギス』誌上に発表した『吾輩ハ猫デアル』は大ヒット。橋口五葉のしゃれた意匠は本の売り上げに貢献したに違いありません。
実は後年、漱石夫妻は招かれて建設中の大山崎山荘(当館本館)を訪れています。そのようなつながりを思いながら、本展会場にて名前のない猫を探してみていただけたらと思います。
企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は3月8日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
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