スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
阪急宝塚駅に「萩尾望都展 ―欧州への憧憬」のポスターを掲示しました!
本日より、阪急宝塚駅の大阪梅田方面ホーム(3番線)にて、
2026年12月19日(土)から開催予定の「開館30周年記念 萩尾望都展 ―欧州への憧憬」のポスターを掲示しています。
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さっそく当館スタッフが現地を訪れてきました。
ホームにはポスターが3枚つづけて掲示されています。
全面にあしらわれた美しい『ポーの一族』のビジュアルは遠くからでも目を引き、存在感たっぷりです。
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そして、本日からは宝塚大劇場にて、萩尾望都先生原作のミュージカル『ポーの一族』も開幕。
宝塚のまちが萩尾望都先生の作品で彩られるこの機会に、本展覧会にもご注目いただけますと幸いです。
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なお、ポスターの掲示は8月21日(金)までです。
阪急宝塚駅をご利用の際は、どうぞ探してみてくださいね。
展覧会は2026年12月19日(土)より開催いたします。
詳細は順次お知らせしてまいりますので、今後もお楽しみにお待ちください。
(TY)
共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その6
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、本館2階展示室3と喫茶室の展示についてご紹介します。
濱田は1930年に益子に住居を構え、敷地内に登り窯を作り、益子での作陶を本格的にはじめます。イギリスでその土地固有の素材を生かすことの重要性を学んだ濱田は、益子の土と釉を駆使し作品を制作しました。
1940年頃には作風が確実なものになり、益子での活動も順調でしたが、やがて、軍による統制が厳しくなります。益子の陶器産業を守るため、燃料の確保とひきかえに軍需品も生産しました。濱田は、戦況が悪化しても作陶をやめることはなく、窯に火を灯しつづけました。
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《青柿掛分白流掛大鉢》1960-70年代
戦後、活気をとり戻した益子で、濱田も精力的に作品を発表しました。
晩年にはこのような大鉢も制作しており、衰えを知らない生命力を感じます。
1972年に刊行された作品集『濱田庄司七十七盌譜』には、「私の陶器の仕事は、京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と記されています。古今東西のやきものに学んだ濱田は自ら咀嚼しながら、さまざまな作品に挑戦しました。
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このたび、当館所蔵の濱田作品をすべて掲載した『濱田庄司作品集』を発行しました!当館所蔵の濱田作品がすべて掲載された作品集です。ミュージアムショップにて販売しておりますので、ご来館の際はぜひお手にとってご覧ください。
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企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)
大山崎山荘ツアー(山荘を感覚でたのしむ)を開催しました
2026年6月24日(水)と26日(金)に大山崎山荘ツアー(山荘を感覚でたのしむ)を開催しました。
このツアーは、ガイドの解説とあわせて、体の感覚を使って建物と作品を鑑賞するツアーです。
お身体の状態にかかわらずご参加いただけるよう、開館前の時間に駅からバスで本館入口前までお連れしたのち、普段は入ることのできないテラスからスタートしました。
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深呼吸をし、身体をリラックスさせた後、時間をかけて風景の中にある光や音を観察します。
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24日はあいにくの大雨でしたが、雨に濡れた木々の緑や、雨音も格別でした。
26日は曇りのち晴れとなり、鳥の鳴き声や魚のはねる音などたくさんの発見がありました。
そのあとは質感をテーマに、築約100年の本館・大山崎山荘を見学しました。
開館前の山荘内にひろがる音や光・質感など、いつもとは少し視点を変えて館内をご案内します。
その後、地中の宝石箱(地中館)へ移動し、モネの描いた《睡蓮》を全員で鑑賞しました。
作品の中にあるたくさんの色をはじめ、描かれた日の天候や気温、画面で描かれていない池の周りの風景まで、参加者のみなさんで発見と想像を共有しながら、鑑賞をたのしむことができました。
お客様のアンケートからは、
「説明がよくわかった。睡蓮の前で深呼吸していると水の音がだんだん増えていった。睡蓮の絵に対するいろいろな感想を聞いてイメージが広がった」
「台風が接近する雨模様でしたが、しっとりとした空気や山や水の匂いを感じられて、むしろ『当たり』だったかもしれません」
といったお声をいただきました。
ご参加いただきましたみなさま、また、ご関心をお寄せいただきましたみなさまに感謝申しあげます。
この山荘を感覚でたのしむツアーは睡蓮が咲きはじめるころ、年に1度の開催を予定しています。
また来年の開催をご期待ください。
(IK)

