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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

イベント&ワークショップ

「大山崎山荘+聴竹居-モダンライフ探訪」を開催しました

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講演会「大正イマジュリィの魅力」を開催しました

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「大山崎山荘+聴竹居-モダンライフ探訪」を開催しました

2026年1月29日・2月12日に「大山崎山荘+聴竹居 - 大山崎のモダンライフ探訪」を開催しました。 この企画は、当館で2010年から続く人気のツアーです。

午前中には近隣の名建築・聴竹居を見学し、午後からはアサヒグループ大山崎山荘美術館の本館と茶室をめぐります。


参加者のみなさんは、聴竹居でお弁当を召し上がった後、美術館庭園にあるレストハウスに集合しました。
ツアーの概要をご説明し、午後の部のスタートです。

建築をメインに、ご案内していきます。


本館「大山崎山荘」の内部には、数々の意匠がちりばめられています。

天候にも恵まれ、テラスからは美しい三川合流地域の風景を眺めることができました。 このあと、通常非公開の茶室「彩月庵」「橡の木茶屋」をめぐり、ツアーを終えました。



「大山崎山荘+聴竹居 - 大山崎のモダンライフ探訪」は不定期開催のツアーですが、当館ではこのほかにもさまざまなツアーを企画しています。 ご注目いただければ幸いです。

(IK)

イベント&ワークショップ

講演会「大正イマジュリィの魅力」を開催しました

2月7日(土)は、企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」の関連イベントとして、
講演会「大正イマジュリィの魅力」を開催いたしました。


福島県にある郡山市立美術館の館長・永山多貴子氏を講師にお招きし、
大正時代を中心にイマジュリィの世界で活躍した画家や、当時の国内外におけるアートのトレンドなどについてお話いただきました。

大正時代には、西洋のアートが日本に伝わり、日本人作家がそれを自分流に消化して制作し、
同時に日本のアートも西洋で生まれる作品にとり入れられて……と
永山氏の言葉をお借りすると「幸福なアートシーンのキャッチボール」が行われていたことを同時代の作品事例をとおして学ぶことができました。

印刷物という身近なくらしの中にある美術だからこそ、多くの人々の心にのこり、魅力が広まっていったのですね。


本講演会の後は、本の表紙や挿し絵、チラシにもこれまで以上に目が向くようになりそうです。
本館で開催中の「くらしに花咲くデザイン」展のチラシとポスターは紙質にもこだわった仕様になっています。
チラシを発見された際は、どうぞお手に取ってお確かめください。


企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は、3月8日(日)まで開催中です。
大正から昭和にかけての建築「大山崎山荘」をめぐりながら、大正時代にタイムスリップしたような気分でお楽しみください。

(TY)

展覧会

「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介 その3

2026年も2月に入りました。当館庭園でもスイセンの花が開きはじめ、春の気配が感じられます。 さて、企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介の第3回目は、竹久夢二(1884-1934)の作品が並ぶ展示室1(当展順路3)からお届けします。


《野遊》『三越』第15巻10号挿画 1925(大正14)年10月1日 三越呉服店


多色刷りで彩られた竹久夢二の《野遊》は、女性と子供たちが余暇をすごす時間を描き、家族の新しい娯楽のありかたを提示しています。

明治末期から大正初期にかけて、大衆消費社会が芽生え、百貨店は顧客を呼ぶためのさまざまな趣向をこらしました。『三越』は百貨店のPR誌ながら、文芸色、学芸色を打ち出し、懸賞文芸作品の公募を行ったり、森鴎外や新渡戸稲造などの知識人、そして女性読者を意識して、与謝野晶子など女性作家の寄稿を掲載することもありました。夢二の描きだす時代を楽しむ女性の姿も、女性顧客を惹きつけたことでしょう。

この展示室には夢二の『三越』挿画が2枚展示されています。また、山本記念展示室(当展順路2)には、杉浦非水の手がけた『三越』表紙も展示中ですので、探してみてください。

企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は3月8日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。

(NO)