スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
講演会「絵画作品の損傷と保護」を開催しました
現在開催している企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」の関連イベントとして、11月1日(土)に講演会を開催いたしました。
講師は、当館の作品の修復に長年携わる紙本修復家、川村朋子氏です。
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技法による断面図の図解からはじまり、シミ・虫食い・カビ・波打ちなど、損傷につながる事例を画像つきでご紹介された後、最後に対策を解説いただきました。
絵画は額や裏板、厚みを調整する紙など、関わるすべての材料に気をつけないとすぐに傷んでしまう繊細なものであることを再認識しました。
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お越しになったお客様からは、「普段美術館で絵は見ていても、それを最も良い状態で見ているんだというところまで思いがいっていなかったので、今後はそれをふまえて見ていきたい」「何が絵にとって良い環境なのか、知ることができて良かった」といったご感想をいただきました。
大切な作品を長くのこしていくために、損傷と保護についてご興味を持っていただく良いきっかけとなっておりましたら幸いです。
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美術館に展示されている作品だけでなく、みなさまの家に飾っている絵画も、定期的に保存や保護の視点でご覧になってみてくださいね。
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企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」は、12月7日(日)まで開催中です。
本日から最終日まで、12月1日(月)も含め、休館日なしで毎日開館いたします。
このほど新たに修復いただいた2作品も本展でお披露目しています。ぜひ探してみてください。
紅葉で彩られた庭園とともに、展覧会をどうぞお楽しみください。
(TY)
きょうの庭園情報 2025年11月22日
紅葉が見ごろを迎えています。
青い空と黄金色のイチョウ、紅いモミジが出迎えてくれます。
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テラスから対岸の男山を眺めると、紅い絨毯のような景色が広がっています。
3連休は天候も穏やかになりそうです。
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企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」は12月7日(日)まで開催中です。
皆さまのお越しをお待ち申しあげます。
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館長
美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~ ご紹介その4
現在、企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」を開催中です。
本日は中近東から、中国、朝鮮へと船を進めていきましょう!
イスラム教の礼拝堂モスクの建築タイルをイメージして作られた、ブルーの展示ケースが目を引きます。
こちらの展示室2には、中近東ゆかりの作品を展示しています。
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訪れる土地での新たな出会いや発見は、旅の醍醐味でもあります。展示中の作品には、さまざまな動物が描かれたものがありますので、一部をご紹介しましょう。
《ペルシア 染付花鳥文壺》16世紀
《ペルシア 獣文鉢》13‐14世紀
チーターでしょうか。斑点模様の動物が、鉢の内側に描かれています。
さらに隣の山本記念展示室に入ると、こちらの作品が出迎えてくれます。
《李朝 白磁染付水鳥形水滴》19世紀
羽毛の模様まで細かく線がほどこされています。本来、書道の硯に差す水を入れておくための容器ですが、置物としても重宝されたのかもしれませんね。こちらは今回が初公開の作品です。
他にも動物が隠れた作品がありますので、新たな発見をお楽しみください。
企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」は、12月7日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)

