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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

その他

開館30周年記念式典および安藤忠雄氏による講演会を開催しました

4月18日(土)、アサヒグループ大山崎山荘美術館の開館30周年を記念し、
記念式典ならびに安藤忠雄氏による講演会「可能性を求めて ~大山崎山荘美術館の30年~」を開催いたしました。


記念式典には、これまで当館にご尽力いただいた関係者のみなさまをはじめ、約80名の方々にご出席いただきました。
アサヒグループホールディングス株式会社の小路会長によるご挨拶をはじめ、ご来賓のみなさまから温かいご祝辞を頂戴し、開館30周年という節目を祝して乾杯を行いました。


また、当館館長の大西からは、これまで当館がとり組んできた活動や、今後予定している開館30周年記念企画展などについてご紹介いたしました。

式典終了後には、建築家の安藤忠雄氏を講師にお迎えし、講演会を開催しました。
講演では、当館本館である「大山崎山荘」の復元に携わられた当時のエピソードをはじめ、国内外で手がけられてきた建築プロジェクトについて、貴重なお話を伺うことができました。


大きな拍手に迎えられて登壇された安藤氏は、「ローマ ダマスカス 京都」という言葉を掲げたスライドから、「なぜ京都は良い場所なのか」というお話で講演をスタートされました。

軽妙で人情味あふれる語り口に、参加者からは笑顔がこぼれます。 活気ある雰囲気のなか、当時の現場の様子が目に浮かぶような具体的なエピソードが次々と語られました。

講演後には質疑応答の時間が設けられ、建築のメンテナンスに関する質問や、安藤氏の幼少期のお話など、多くの質問が寄せられました。
ファンのみなさまの熱意が感じられる、和やかなひとときとなりました。


会場前では関連書籍の物販も行われ、講演会の前後にはサイン会も実施されました。
ご来場いただいたみなさまに、心より御礼申しあげます。

なお、現在は6月開催の以下の講演会のお申し込みを受けつけております。
ぜひあわせてご覧ください。

■ 6月6日(土)
「園芸家モネとその背景」
講師:久山 敦 氏(咲くやこの花館 元館長)

■ 6月13日(土)
「山本爲三郎コレクションと日本民藝館」
講師:深澤 直人 氏(日本民藝館館長/プロダクトデザイナー)

▶ お申し込みはこちら

あらためまして、このたび開館30周年という記念すべき節目を迎えることができましたのも、長年にわたり当館を支え、見守ってくださったみなさまのおかげです。
スタッフ一同、心より感謝申しあげます。

この節目を新たなスタートとし、これからも多くの方に親しまれ、愛される美術館を目指してまいります。
今後もつづく開館30周年記念企画展や講演会に、ぜひご期待ください。


(TY)

展覧会

「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」展 2万人目のお客様

開催中の開館30周年記念企画展
「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」
「没後100年 クロード・モネ展」は、
このたびおかげさまで 来館者2万人を迎えることができました。

本日の庭園は、昨日の雨のおかげで青モミジやコケがいきいきとし、 新緑がきらきらと光かがやいていました。


2万人目にご来館くださったのは、京都市からお越しのご夫婦です。
これまで市内の博物館や美術館には足を運ばれているそうですが、
当館にお越しになったのは今回が初めてとのことです。

本日は、同時開催中のクロード・モネ展をきっかけにご来館くださいました。
館長から感謝の気持ちを込めて記念品を贈呈させていただきました。

展示や庭園、喫茶室など、 ゆっくりとした時間をお過ごしいただけましたでしょうか。


さて、当館では6月に開館30周年を記念した講演会を開催予定です。
展覧会とあわせて楽しんでいただける内容となっています。

■ 6月6日(土)
「園芸家モネとその背景」
講師:久山 敦 氏(咲くやこの花館 元館長)

■ 6月13日(土)
「山本爲三郎コレクションと日本民藝館」
講師:深澤 直人 氏(日本民藝館館長/プロダクトデザイナー)

▶ お申し込みはこちら

展覧会と講演会をとおして、開館30周年の節目を一緒に楽しんでいただけましたら幸いです。
みなさまのご来館を、心よりお待ちしております。

(TY)

展覧会

共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その2

現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、山本記念展示室と展示室2に展示中の作品をご紹介します。

1925年、「民衆的工芸」の意味から「民藝」という言葉が生まれ、翌1926年には「日本民藝美術館設立趣意書」が発表されます。河井、濱田とともにその運動をすすめたのは、思想家の柳宗悦でした。


オーギュスト・ロダン《考える人》(1880年 原型)


柳はもともと雑誌『白樺』の創刊に携わり、同誌の中心メンバーとして活躍していました。『白樺』は文学作品のみならず、西洋の近代美術を積極的に紹介しましたが、特にフランスの彫刻家ロダンに大きな関心をもち、特集を組みました。

オーギュスト・ルノワール《浴女》(1896年)


ルノワールも同じく『白樺』において、日本で初めて本格的に紹介されました。

その後、柳の関心は朝鮮陶磁器との出合いによって、民間で用いられる日常品へと移ります。実用品の中に「健康な美」を見いだし、民藝運動を始動させることになります。



企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。

前期は5月31日(日)までです。その後作品の約半数を入れ替え、後期は6月3日(水)からはじまります。
(6月1日、2日は展示替えのため全館休館します)

みなさまのお越しをお待ちしております。


(TS)