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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

イベント&ワークショップ

講演会「大正イマジュリィの魅力」を開催しました

2月7日(土)は、企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」の関連イベントとして、
講演会「大正イマジュリィの魅力」を開催いたしました。


福島県にある郡山市立美術館の館長・永山多貴子氏を講師にお招きし、
大正時代を中心にイマジュリィの世界で活躍した画家や、当時の国内外におけるアートのトレンドなどについてお話いただきました。

大正時代には、西洋のアートが日本に伝わり、日本人作家がそれを自分流に消化して制作し、
同時に日本のアートも西洋で生まれる作品にとり入れられて……と
永山氏の言葉をお借りすると「幸福なアートシーンのキャッチボール」が行われていたことを同時代の作品事例をとおして学ぶことができました。

印刷物という身近なくらしの中にある美術だからこそ、多くの人々の心にのこり、魅力が広まっていったのですね。


本講演会の後は、本の表紙や挿し絵、チラシにもこれまで以上に目が向くようになりそうです。
本館で開催中の「くらしに花咲くデザイン」展のチラシとポスターは紙質にもこだわった仕様になっています。
チラシを発見された際は、どうぞお手に取ってお確かめください。


企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は、3月8日(日)まで開催中です。
大正から昭和にかけての建築「大山崎山荘」をめぐりながら、大正時代にタイムスリップしたような気分でお楽しみください。

(TY)

展覧会

「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介 その3

2026年も2月に入りました。当館庭園でもスイセンの花が開きはじめ、春の気配が感じられます。 さて、企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介の第3回目は、竹久夢二(1884-1934)の作品が並ぶ展示室1(当展順路3)からお届けします。


《野遊》『三越』第15巻10号挿画 1925(大正14)年10月1日 三越呉服店


多色刷りで彩られた竹久夢二の《野遊》は、女性と子供たちが余暇をすごす時間を描き、家族の新しい娯楽のありかたを提示しています。

明治末期から大正初期にかけて、大衆消費社会が芽生え、百貨店は顧客を呼ぶためのさまざまな趣向をこらしました。『三越』は百貨店のPR誌ながら、文芸色、学芸色を打ち出し、懸賞文芸作品の公募を行ったり、森鴎外や新渡戸稲造などの知識人、そして女性読者を意識して、与謝野晶子など女性作家の寄稿を掲載することもありました。夢二の描きだす時代を楽しむ女性の姿も、女性顧客を惹きつけたことでしょう。

この展示室には夢二の『三越』挿画が2枚展示されています。また、山本記念展示室(当展順路2)には、杉浦非水の手がけた『三越』表紙も展示中ですので、探してみてください。

企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は3月8日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。

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その他

宝積寺「星供節分会(ほしくせつぶんえ)」

昨日2月3日(火)はお隣の宝積寺(宝寺)にて、節分の行事「星供節分会」が開催されました。


法螺貝の音色とともに、門の方から鬼や七福神が歩いてきます。


当館の館長も「福男」の衣装「裃(かみしも)」を着用し、参加させていただきました。


ご本堂の中では迫力ある和太鼓の音色に包まれながら護摩供が行われ、最後には鬼が払われます。

最後は「福は内」の掛け声で、たくさんの「福豆」が宙を舞いました。


お越しになった方は、いくつ豆を受け取れましたでしょうか。

宝積寺では、閻魔堂拝観後に社務所にお申し出いただくと、美術館の《割引券》を発行していただけます。
こちらをお持ちの方は、美術館の入館料が100円引きになります。

また、美術館入館チケットの半券をお持ちの方は、宝積寺閻魔堂の拝観も割引になります。

今年の4月18日(土)には、同じく邪気払いの儀である「大厄除追儺式(鬼くすべ)」が開催される予定です。
美術館と合わせて、お立ち寄りください。

(TY)