スタッフブログ
河井寬次郎展開催中!
本日は七夕ですね。あいにくの空模様で残念です。
ちなみに、本日7月7日は「カルピスの日」でもあります。暑い夏にはカルピスですね!
さて、当館は6月19日(金)より再開館し、展覧会「生誕130年河井寬次郎展 ―山本爲三郎コレクションより」を開催しております。
当初の予定より会期を延長し、2021年3月7日(日)まで開催いたします。
本展は河井寬次郎の生誕130年を記念し、当館の所蔵品の軸である山本爲三郎コレクションを中心に、河井の作品約110点を公開しております。
アサヒビール初代社長である山本爲三郎は、民藝運動を黎明期から篤く支援した人物で、河井寬次郎と生涯にわたり親交をもちました。山本コレクションには、河井がまだデビューして間もないころの作品も含まれ、大正期からの関わりがうかがえます。
本展にてご紹介する河井作品には、山本家の食卓で実際に使用されていた組物のうつわが多く含まれています。「用の美」という民藝の掲げた思想のとおり、日々の生活のなかで、本来の役割を果たしながら愛用されたうつわの数々をご覧いただけます。
今後もブログにて、展覧会にまつわるあれこれをご紹介していきますのでどうぞお楽しみに!
(M)
清宮質文 -限りなく深い澄んだ空気 終了しました
本日3月8日は、清宮展の会期終了日です。
2月22日より新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から休館中の為、最終日まで展示をご覧いただくことがかないませんでした。
ご来館の計画を立ててくださっていた皆さまには、大変申し訳ございませんでした。
美術館では、次回展に向けて、明日より展示替えの作業に入ります。
再開がかなえば、3月20日(金)から「生誕130年 河井寬次郎展-山本爲三郎コレクション」が始められるよう、準備を進めてまいります。
新型コロナウイルス感染症の不安が無くなり、皆さまをお迎えできる日を楽しみにしております。
季節柄、インフルエンザや花粉症などもございます。皆様どうぞご自愛ください。
*ご注意*
展示替え期間中は庭園にもお入りいただけません。
庭園閉門期間:3月9日(月)~3月19日(木)
春を告げる小さなヤマブキが咲き始めました。
(IK)
清宮質文展のご紹介
ご好評いただいております展覧会「清宮質文 ―限りなく深い澄んだ空気」は、前期期間から一部作品を入れ替え、先日1月28日より後期展示が始まりました。
本展は、関西ではじめて清宮質文の画業の全貌をご紹介する展覧会です。前後期にわたり、110点以上に及ぶ清宮の手がけた版画やガラス絵をご紹介しております。
蝶や蝋燭、夕日など、美しく消えゆくものを主題とする清宮の作品は、どこかはかなく叙情性に富んでいます。何層にも重ねられた版によりもたらされた深い色合いからは目が離せません。
また、作品には自身が好み手近に置いていた壜や、庭に遊びに来ていた猫が登場します。これら清宮が好んだモチーフは、エディションごとに異なった彩色が施されています。同じ版を用いながら、それぞれに違った表情をみせる画面は清宮の版画の特徴です。
なお、本館2階喫茶室ではリーガロイヤルホテル京都による本展特製のスイーツをご用意しております。
《蝶》をイメージしたブルーベリーのケーキ
《夕日と猫》をイメージした木苺のケーキ
作品をイメージした2種類のケーキをご用意しております。蝶や猫のクッキーとともにお召し上がりください。
(ケーキの詳細はこちらhttps://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/41060/)
展覧会をご鑑賞の後は、喫茶室でほっと一息、清宮の詩情な世界に心を委ねてみてはいかがでしょうか?
展覧会は3月8日まで開催いたしております。みなさまのご来館をお待ちしております。
(M)