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本日の庭園

展覧会

松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く― ご紹介その2

現在、企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」を開催中です。
本日は「夢の箱」(山手館)展示室のようすをご紹介します。

IMG_8800.JPG17歳で上京した竣介は、新宿やお茶の水、東京駅や新橋などへでかけ、何度もスケッチをくり返しました。人が行き交う街や重厚な建物を描いた作品からは、都会の喧騒ではなく静けさを感じます。


IMG_8907.jpg《Y市の橋》1944年頃 個人蔵


Y市とは横浜市のことで、この作品は横浜駅近くにある旧月見橋を描いたものです。同じ題材の作品が多くのこされているため、竣介が気に入って何度も通っていた場所なのかもしれません。しかし戦況が悪化し、1945年の横浜大空襲によってこの橋の周辺も被害を受けます。竣介は終戦後に同じ場所を訪れ、被災した橋を描いています。

企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、4月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)

展覧会

松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く― ご紹介その1

現在、企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」を開催中です。
本日は展示室のようすをご紹介します。

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1912年に東京で生まれた松本竣介は、2歳から17歳までの少年時代を岩手県で過ごします。13歳の時、病気により聴覚を失いました。
17歳で上京し本格的に絵を学び、23歳で二科展に出品し初入選を果たします。その後も精力的に制作をつづけますが、主な活動時期は日本人が心に暗い影を落としていた戦時下でした。

画家としての活動のほか、読書家であり思想家であった竣介は、自宅アトリエを拠点に月刊の随筆雑誌『雑記帳』の編集や発行にも携わりました。他の雑誌に投稿するなど、文章表現の活動も積極的におこなっていました。

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第1章の展示室1には、自画像を展示しています。彼の視線の先には何があったのでしょうか。竣介がのこした言葉とともに作品を鑑賞すると、その答えがわかるかもしれません。


企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、4月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)

季節の庭園

本日の庭園

本日の庭園情報です。

朝から雪が降り、幻想的な光景となりました。

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当館入り口の手前に、現在開催中の松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-のフォトスポットとして看板を設置しております。

館内は撮影禁止となっておりますが、館外のお庭は撮影可能となっておりますので、 お楽しみください。

皆様のお越しをお待ちしております。

C.H