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清宮質文展スペシャル・ギャラリートーク
東山魁夷のスケッチ展 3万人目のお客様をお迎えしました!
東山魁夷のスケッチ展 2万人目のお客様
清宮質文展スペシャル・ギャラリートーク
ただいま開催中の展覧会「清宮質文 ―限りなく深い澄んだ空気」の関連イベントとして、瀬戸内市立美術館館長の岸本員臣(きしもとかずおみ)氏をお招きし、スペシャル・ギャラリートークを開催いたしました。
本展覧会では、清宮が手がけた木版画をはじめ、ガラス絵、水彩画の初期のころから晩年にわたるまでの作品の数々をご紹介しております。
今回のイベントでは、展示室をまわりながら、戦後めざましく発展する華やかな時代においても、黙々と独自の世界を探求し続けた清宮の作品の魅力をお話しいただきました。
岸本氏は時おり、制作の背景にある聖書の物語やほかの芸術家の例などを挙げられ、作品に垣間見える精神性や心のゆらぎ、清宮が目指したものをご紹介くださいました。
また、清宮が画家を志すきっかけとなった、レオナルド・ダ・ヴィンチの描線に感じたという「無限感」は、自身の作品において達成されているといいます。かつて感じた「無限感」を清宮が生涯にわたって追い求めていたことをお示しいただきました。
参加者の方々は岸本氏のお話に終始聞き入っておられ、ギャラリートークの後にはさまざまな質問が寄せられるなど、清宮の世界を堪能できるひとときになりました。
なお、本展覧会は会期を前期後期に分け、展示替えを行います。
前期は1月26日(日)まで、後期は1月28日(火)から3月8日(日)となっております。
清宮質文の澄んだ空気の世界を、ぜひ展示室でお楽しみください。
皆様のご来館をお待ちしております。
(M)
東山魁夷のスケッチ展 3万人目のお客様をお迎えしました!
寒さがまし、とうとう冬がやってまいりました。
12月1日の東山魁夷展の最終日に向けて、紅葉は一気に進み、見ごろを迎えるなか、11月30日には、なんと3万人目のお客様をお迎えすることとなりました。
姉妹で神戸からお越しのお二人組のお客様です。
本館前でセレモニーをさせていただきました。
紅葉とともに、記念撮影。東山魁夷がお好きで展覧会を巡られておられるとのことで、当館の企画もお楽しみいただければ幸いです!
そして、「東山魁夷のスケッチ -欧州の古き町にて」 は、12月1日をもちまして終了いたしました。
ブログの更新がシステムの関係上で遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
12月2日から12月13日までは展示替えのため、休館となりますのでご注意ください。
次回企画展は12月14日から「清宮質文 -限りなく深い澄んだ空気」がスタートします。
皆様のご来館を心よりおまちしております。
(IK)
東山魁夷のスケッチ展 2万人目のお客様