スタッフブログ

展覧会

アンドリュー・ワイエス展が閉幕しました

本日をもって、アンドリュー・ワイエス展が閉幕いたしました。
9月14日(土)の開幕以降、たくさんのお客様にご来館いただきました。
特に今週末(12月7日、8日)は見頃を迎えた紅葉シーズンと相まって、本当に多くの方々にお越しいただきました。

アンドリュー・ワイエス展を鑑賞されたお客様からは、「展示作品と山荘の雰囲気がよく合っていた」といったお言葉を多数いただきました。美術館スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
本展に特別協力をいただいた丸沼芸術の森の皆様に、心より御礼を申し上げます。

年明けは、1月4日(土)より企画展「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く-」を開催いたします。
こちらも山荘の雰囲気にピッタリの展示になることと思います。どうぞご期待下さい。
松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く- 詳細はこちら

当館は12月9日(月)から1月3日(金)まで、展示替休館となります。
休館中、庭園はご利用いただけますが、閉園となる日がありますので、事前にご確認ください。
展示替休館のお知らせ 詳細はこちら


2025年もよろしくお願いいたします。

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(館長)

季節の庭園

アンドリュー・ワイエス展 3万人のお客様

現在開催中の企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 ―追憶のオルソン・ハウスは、本日3万人目にあたるお客様をお迎えしました。京都からお越しいただいたおふたりです。

PC030317.JPG普段から美術館巡りがお好きだそうですが、当館には初めてお越しいただいたそうです。
記念品を贈呈し、庭園の紅葉を背景に、館長とおふたりの記念撮影を行いました。

PC030322.JPGアンドリュー・ワイエス展は、12月8日(日)までの開催です。
混雑状況に関するご案内をウェブサイトに掲載しておりますので、ご参考ください。
詳細はこちら

PC030327.JPGPC030334.JPGIMG_1850.jpeg庭園の紅葉も見頃を迎えました。
深紅、オレンジ、黄色、緑・・・色とりどりな木々の葉を楽しむことができます。
アンドリュー・ワイエス展とともに、この時期ならではの庭園の景色をご堪能ください。

アンドリュー・ワイエス展 詳細はこちら


(OT)

展覧会

丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス ご紹介その5

現在、企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス」を開催中ですが、本日は「地中の宝石箱」(地中館)の展示をご紹介します。

PB150304+.jpgこちらには、ワイエスの代表作《クリスティーナの世界》の習作を展示しています。この作品のモデルとなった人物であるクリスティーナは、年齢を重ねるごとに歩行が困難になっていく先天性の病気におかされながらも、誇り高く生きおり、ワイエスは彼女のことを心から敬愛していました。

ある日、家に向かって草原を這いながら進むクリスティーナの姿を目にしたワイエスは、このようすをすぐテンペラ(顔料に卵の黄身と蒸留水を混ぜた絵の具を用いる技法)で描くことにします。テンペラ画に登場させる人物像を模索すべく、手の部分などをさまざまな角度から、くり返し描写しました。妻のベッツィにもクリスティーナと同じポーズをとってもらったといいます。
20世紀のアメリカ絵画で最も有名な作品のひとつである《クリスティーナの世界》のために描かれた貴重な素描を、ぜひご覧ください。

企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス」は、12月8日(日)まで開催中です。
紅葉が見頃になる11月18日(月)、25日(月)、12月2日(月)は開館いたします。庭園の紅葉とあわせてお楽しみください。

作品の詳細はこちら

本展は、おかげさまで多くのお客様にご来館いただいております。平日の15時以降にご来館いただくと、比較的ゆったりとご覧いただけます。

みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)