展覧会
松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く― ご紹介その3
現在開催中の企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は先日展示替えを行いました。
後期(2月18日~)にお目見えした作品のうち、1942年の作《子ども》をご紹介します。
この作品は、竣介の次男をモデルにしています。次男は当時4歳前です。
すっくと立つ姿は、まるで竣介の代表作《立てる像》(1942年 神奈川県立近代美術館蔵)のよう。
展覧会では、《立てる像》の構想を物語るデッサンも展示しています。
次男の松本莞氏は、会場内でご覧いただける映像、【「松本竣介 アトリエ再見」展示の記録】に出演されています。
その姿には4歳のころの面影が感じられます。
莞氏著、2025年1月10日発行の書籍『父、松本竣介』(みすず書房発行)は現在ミュージアムショップで販売中です。
ぜひお手にとってご覧ください。
企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は4月6日まで開催しております。
どうぞお見逃しなく。
(MA)