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藤田嗣治展 特製スイーツのご紹介

喫茶室&ショップ 展覧会

受贈記念:没後10年 舩木倭帆展 ご紹介その6

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藤田嗣治展 特製スイーツのご紹介

現在開催中の「藤田嗣治 心の旅路をたどるー手紙と手しごとを手がかりに」展では、展覧会にちなんだスイーツを2種類、ご提供しています。

【モナミ・シャ mon ami chat (私のともだち、猫)】
特製のモカロールケーキは、コーヒーを片手にパリのカフェで芸術談義をしていた藤田をイメージして作られました。バタークリームが巻かれ、上にのせられたピスタチオがアクセントになっています。

「私は猫を友達としている」と語った藤田のアトリエには、常に猫がいたそうですが、今回の展覧会に並ぶ作品の中にも、さまざまな猫が登場しています。擬人化された猫や、リアルな猫など…どれも猫好きならではの視点が伝わる、愛くるしい猫たちです。

ケーキには、猫型のクッキーが添えられます。クッキーのデザインは2種類あるとか…。どちらのデザインが当たるは、当日のお楽しみに。

モナミシャ.jpg

【グラン・フォン・ブラン grand fond blanc】

当時、独特の乳白色の下地で描かれた藤田の裸婦像はパリで大変称賛されました。
人々は藤田の作品を称えて、「グラン・フォン・ブラン(素晴らしき乳白色)」と呼んだそうです。
こちらのケーキは、そんな「乳白色」にこだわって制作しました。
下段はクリームチーズをベースにした濃厚なベイクドチーズケーキ。上段のしっとりとしたスポンジケーキは黄身の色が白色に近い種類の卵を厳選して使用し、色にもこだわりました。それらをホワイトチョコレートのクリームでサンドして仕上げています。
濃厚で美しい乳白色の重なりをお楽しみください。

グランフオンブラン.jpg


どちらもリーガロイヤルホテル謹製です。2種類のケーキは展覧会会期中、数量限定でご提供しています。夕方には売り切れの可能性もございますので、ご了承ください。


「藤田嗣治 心の旅路をたどるー手紙と手しごとを手がかりに」展は月曜日も開館しています(会期中2月13日(火)のみ休館)。平日は比較的空いておりますので、喫茶室ではスイーツと共に、展示会場にて配布中の藤田展解説冊子をお読みいただきながら、ゆったりと藤田展の世界観をお楽しみいただければ幸いです。

(IK)

喫茶室&ショップ

暮らしの中にお気に入りの絵画を。
ミュージアムグッズのご紹介 ②睡蓮と西洋絵画グッズ

当館は2023年7月に館名が変わり、ミュージアムショップも大幅にリニューアルしました。ご来館時にお求めになれる当館オリジナルのグッズを不定期でご紹介しています。

民藝ゆかりの作品とともにアサヒグループ大山崎山荘美術館の所蔵品の核となるのが西洋近代絵画の名品です。
地中の宝石箱(地中館)では、印象派の巨匠クロード・モネ(1840-1926)が晩年に描いた《睡蓮》連作を常設展示しています。多くのファンを魅了してやまない《睡蓮》と西洋絵画の名品たちが、株式会社Eastさんの手によって、より身近にお楽しみいただけるグッズになりました。

前回の民藝グッズのご紹介に続き、今回は「睡蓮と西洋絵画」をモチーフにしたグッズをご紹介します。

 

●ミニチュアキャンバス

本物のキャンバスの上に、艶のある印刷をほどこし、油彩画のようにつくられています。2種類のモネ《睡蓮》ほかに、シニャック《ヴェネツィア》のミニチュアキャンバスもあります。

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●ミニチュアプリント
そのまま飾っても、額に入れても素敵な《睡蓮》2種類のプリントです。
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●Tシャツ
こだわりの色で染められたTシャツは、胸に《睡蓮》があしらわれています。やわらかな質感で着心地の良い綿素材。サイズはSとXLをご用意しています。
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●キーリング
《睡蓮》3種類と、《アイリス》。4点のモネ作品がキーリングになりました。裏側のデザインもひと工夫されており、ミュージアムショップで手に取ってご覧いただきたいグッズです。
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●クリアフォルダー
裏と表のデザインがつながっており、2枚並べると大きな《睡蓮》に。中には地中の宝石箱(地中館)の展示風景が掲載されています。作品を見た時の状況まで思い出すことができますね。
クリアファイル.jpgファイル.jpg

●絵はがき
同じ作品をモチーフにしながら、作品全体のデザインと、作品の一部を拡大したデザインの2種類の絵はがきがあります。
同じ作品でも、印象がずいぶん変わります。
絵はがき.jpg

モネの作品のほかにも、人気のモディリアーニ、シニャックが描いた当館所蔵作品が絵はがきになっています。
裏側のデザインは、外国のポストカードのようなイメージ。すべての絵はがきに、作者の名前や作品タイトルと、作者の生没年が書かれています。
絵はがき裏.jpg

●マグネット
当館所蔵作品がマグネットになっています。キーリングとマグネットのコーティングは、高級車にも使用されているものだとか。日焼けや変色がしにくく、長く絵画の色をお楽しみいただくことができます。ひとつずつ集めていくと、冷蔵庫の扉が小さなギャラリーになりますね。

本物と出会った感動を、思い出す鍵のように。このグッズたちがご来館いただいたお客様の暮らしの中で、小さな彩りになれれば幸いです。
ご来館の際には、どうぞミュージアムショップにもお立ち寄りください。

(IK)

展覧会

受贈記念:没後10年 舩木倭帆展 ご紹介その6

現在「受贈記念:没後10年 舩木倭帆展」を開催中ですが、本日は本館2階喫茶室に展示している作品をご紹介します。

DSC06890.JPG喫茶室内には2つの展示ケースがあります。
喫茶室をご利用でないお客様もご覧いただけますので、お気軽にお入りください。

DSC06894-2.jpg《イギリス スリップウェア鳥文鉢》 1769年

スリップウェアとは、器の素地をクリーム状の化粧土(スリップ)で装飾して焼成した器(ウェア)のことです。スリップウェアには日用品として使用する雑器もありますが、こちらの鉢には「1769」という年号が施されており、飾り皿もしくは特別なイベントの記念品などとしてつくられたものと考えられています。

本作は、昭和初期に柳宗悦や濱田庄司らが渡英した際に蒐集したもので、鮮やかな黄色が目をひきます。遊び心のある鳥の絵が、当時の日本人の目には新鮮に映ったのではないでしょうか。

この作品をもとにしたオリジナル商品が、ミュージアムショップに並んでいます。
株式会社Eastのご協力のもと、商品化が実現しました。

DSC07571.JPGTシャツや缶バッジなどがあります。お手にとっていただければ素材の良さがわかっていただける商品ばかりで、美術館スタッフも愛用しています☆
作品とあわせてミュージアムショップにもぜひお立ち寄りください。

企画展「受贈記念:没後10年 舩木倭帆展」は、12月3日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)