スタッフブログ
暮らしの中にお気に入りの絵画を。
ミュージアムグッズのご紹介 ②睡蓮と西洋絵画グッズ
当館は2023年7月に館名が変わり、ミュージアムショップも大幅にリニューアルしました。ご来館時にお求めになれる当館オリジナルのグッズを不定期でご紹介しています。
民藝ゆかりの作品とともにアサヒグループ大山崎山荘美術館の所蔵品の核となるのが西洋近代絵画の名品です。
地中の宝石箱(地中館)では、印象派の巨匠クロード・モネ(1840-1926)が晩年に描いた《睡蓮》連作を常設展示しています。多くのファンを魅了してやまない《睡蓮》と西洋絵画の名品たちが、株式会社Eastさんの手によって、より身近にお楽しみいただけるグッズになりました。
前回の民藝グッズのご紹介に続き、今回は「睡蓮と西洋絵画」をモチーフにしたグッズをご紹介します。
●ミニチュアキャンバス
本物のキャンバスの上に、艶のある印刷をほどこし、油彩画のようにつくられています。2種類のモネ《睡蓮》ほかに、シニャック《ヴェネツィア》、ルオー《貴族的なピエロ》《聖書の風景》のミニチュアキャンバスもあります。
●ミニチュアプリント
そのまま飾っても、額に入れても素敵な《睡蓮》2種類のプリントです。
●Tシャツ
こだわりの色で染められたTシャツは、胸に《睡蓮》があしらわれています。やわらかな質感で着心地の良い綿素材。サイズはSとXLをご用意しています。
●キーリング
《睡蓮》3種類と、《アイリス》。4点のモネ作品がキーリングになりました。裏側のデザインもひと工夫されており、ミュージアムショップで手に取ってご覧いただきたいグッズです。
●クリアフォルダー
裏と表のデザインがつながっており、2枚並べると大きな《睡蓮》に。中には地中の宝石箱(地中館)の展示風景が掲載されています。作品を見た時の状況まで思い出すことができますね。
●絵はがき
同じ作品をモチーフにしながら、作品全体のデザインと、作品の一部を拡大したデザインの2種類の絵はがきがあります。
同じ作品でも、印象がずいぶん変わります。
モネの作品のほかにも、人気のモディリアーニ、ルオー、シニャックが描いた当館所蔵作品が絵はがきになっています。
裏側のデザインは、外国のポストカードのようなイメージ。すべての絵はがきに、作者の名前や作品タイトルと、作者の生没年が書かれています。
●マグネット
当館所蔵作品がマグネットになっています。キーリングとマグネットのコーティングは、高級車にも使用されているものだとか。日焼けや変色がしにくく、長く絵画の色をお楽しみいただくことができます。ひとつずつ集めていくと、冷蔵庫の扉が小さなギャラリーになりますね。
本物と出会った感動を、思い出す鍵のように。
このグッズたちがご来館いただいたお客様の暮らしの中で、小さな彩りになれれば幸いです。
ご来館の際には、どうぞミュージアムショップにもお立ち寄りください。
(IK)
受贈記念:没後10年 舩木倭帆展 ご紹介その6
現在「受贈記念:没後10年 舩木倭帆展」を開催中ですが、本日は本館2階喫茶室に展示している作品をご紹介します。
喫茶室内には2つの展示ケースがあります。
喫茶室をご利用でないお客様もご覧いただけますので、お気軽にお入りください。
《イギリス スリップウェア鳥文鉢》 1769年
スリップウェアとは、器の素地をクリーム状の化粧土(スリップ)で装飾して焼成した器(ウェア)のことです。スリップウェアには日用品として使用する雑器もありますが、こちらの鉢には「1769」という年号が施されており、飾り皿もしくは特別なイベントの記念品などとしてつくられたものと考えられています。
本作は、昭和初期に柳宗悦や濱田庄司らが渡英した際に蒐集したもので、鮮やかな黄色が目をひきます。遊び心のある鳥の絵が、当時の日本人の目には新鮮に映ったのではないでしょうか。
この作品をもとにしたオリジナル商品が、ミュージアムショップに並んでいます。
株式会社Eastのご協力のもと、商品化が実現しました。
Tシャツや缶バッジなどがあります。お手にとっていただければ素材の良さがわかっていただける商品ばかりで、美術館スタッフも愛用しています☆
作品とあわせてミュージアムショップにもぜひお立ち寄りください。
企画展「受贈記念:没後10年 舩木倭帆展」は、12月3日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
ミュージアムショップ・グッズのご紹介 ①民藝グッズ
当館は2023年7月に館名が変わり、ミュージアムショップも大幅にリニューアルしました。グッズや売り場も印象が変わったことに、お気づきいただきましたでしょうか?
改めまして、リニューアルオープンしたミュージアムショップと、ここでしか買えない当館オリジナルのグッズを、不定期とはなりますが3回に分けてご紹介したいと思います。
今回のリニューアルはグッズ全般だけでなく、空間デザインも含めて株式会社Eastさんにご協力をいただきました。東京都美術館で開催されたマティス展の特設ショップや、話題をさらった曜変天目の原寸大ぬいぐるみを手がけられた会社です。
East公式サイトはこちら
空間はすっきりと、什器もシンプルに。明るく、お客様に見て回っていただきやすい導線になりました。さらに建物の美しさや意匠が引き立ちます。
当館の見どころは、年に3~4回開催する企画展とあわせて
・アサヒグループホールディングス株式会社初代社長・山本爲三郎の収集した民藝ゆかりの作品
・西洋近代絵画の名品たちと、モネの代表作《睡蓮》
・大正から昭和にかけて建てられた大山崎山荘の建築
などが挙げられます。
今回は「民藝ゆかりの作品」をモチーフにしたグッズをご紹介します。
●ポストカード民藝
新しい什器に民藝作品をあしらった16種類のポストカードが並びます。
うすい黄茶色の紙は紙藁などを原料にしており、
手に取ると素朴なあたたかみのある質感に心を奪われます。
そこに活版印刷で刷られた文字には、わずかな凹凸が。
触り心地もお楽しみいただけるポストカードです。
●マグネット民藝
8種類のマグネットはそれぞれの作品のシルエットとやきものの立体感が楽しめます。
●キーホルダー民藝
こちらは4種類。店頭で手に取って、裏側もご覧いただきたい商品です。
キーホルダーとマグネットのコーティングは、高級車にも使用されているものだとか。日焼けや退色がしにくく、長く愛用していただけます。
●バッジ
こちらは4種類の古陶磁をモチーフにしたバッジです。表面はなんと布。マットな質感で古陶磁の風合いを再現しています。
●ボールペン
バイカラーのペンはお好みの配色をお選びください。
●Tシャツ
「The Unknown Craftsman」(無名の工人)が作った、親しみのあるデザインの古陶磁をモチーフにしたTシャツです。
スリップウェアの線を活かしたデザインと、丸皿が並ぶデザインの2種をご用意しました。ベースになるTシャツのこげ茶色と黄色は、それぞれの陶器に合わせたこだわりの色で染められています。やわらかな質感で着心地も良く、こちらも長くご愛用いただけます。サイズはSとXL、ジャストサイズで着ても良し、オーバーサイズで着ても素敵です。
どなたかに、だけではなく自分へのお土産にも。グッズを通して大山崎山荘で見た作品の記憶を思いだしていただければ幸いです。
ご来館の際には、どうぞミュージアムショップへお立ち寄りください。
(IK)