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タイサンボクとキキョウが開花しました
梅雨空の日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。明日は七夕です。きれいな夜空が見られると良いですね。
さて、当館の庭園では夏もさまざまな花でにぎわいます。本日はタイサンボクと桔梗をご紹介いたします。
タイサンボクはレストハウス付近から庭園の入り口へ入ってすぐに位置する高木です。濃緑の葉が茂るなかに、もくもくと白い花が見えます。モクレン科のなかで最も開花時期の遅いタイサンボクですが、今年は木のてっぺんのあたりに花をつけました。
下から見上げているだけだとわかりにくいのですが、実は花径が20センチほどもあります。さらに大きいものだと50センチ~60センチにもなるとか。
手に届く位置に咲いていたら手水鉢に生けることもできたのですが、今年はかなり高いところに花をつけたので難しく...。来年に期待です!
ズームして撮ってみると、虫が蜜を吸っているところでした。花の香りに誘われてやってきたようです。
地中館前の池のほとりには青紫のキキョウが開花しました。
アジサイやハンゲショウのそばですらっと姿を見せ、凛とした美しさが漂っています。
つぼみも膨らみ、色づき始めていますので、しばらく見ごろが続きそうです。
当館へお越しの際にはぜひ庭園も散策してみてくださいね。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)
梅雨どきの庭園
夏至から数えて11日、本日7月2日は半夏生(はんげしょう)にあたります。
先日ブログでご紹介した庭園のハンゲショウもさらに白く染まり、輝きを増しています。
本日は梅雨の中で立派に咲く庭園の花々をご紹介いたします。
芝生広場から階段を下りた付近で、クチナシが見ごろを迎えました。当館では八重咲きのクチナシが見られます。
純白の花びらをつけ、甘い香りを漂わせています。
咲き始めは純白の花びらも、時間がたつとだんだん褐色を帯び、次第に落下していくようです。すでに落ちそうな花もちらほら。ご覧になりたい方はお早めのお越しを!
ところでクチナシといえば、将棋盤の脚はクチナシの実がかたどられているのをご存じでしょうか。これには「口出しは無用」との意味がこめられているのだそうです。
口出し→口無し→クチナシ ということなのですね。
そしてまた、露に濡れた睡蓮やアジサイはいっそう季節を感じさせます。
雨の中でしっとりと咲く睡蓮も大変趣がありますね。
睡蓮は夕方には花を閉じてしまいます。睡蓮をカメラに収めたい方、午前からお昼にかけてのお早めのお越しをおすすめいたします。
そして、庭園のいたるところで、青、紫、ピンク、色とりどりのアジサイが今を盛りとばかりにもりもり咲いています!
天候の悪い日が続いております。庭園を歩かれる際は足もとに十分お気を付けください。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)
ハンゲショウが見ごろです
先日「ジョアン・ミロの彫刻 ―夏のアサヒビール大山崎山荘コレクション」展が開幕し、初日から多くのお客さまにご来場いただいております。
当館庭園では、ハンゲショウが見ごろを迎えました。
ハンゲショウは、葉が白く染まり、花のように見える姿が特徴です。
七十二候のひとつで、夏至から十一日目の「半夏生」のころに咲くこと、葉の一部が白く染まることから「半化粧」とも書きあらわしたことが、名前の由来だといいます。
草木の緑が深まるなかで、ハンゲショウの白い葉はまぶしいほどです。
アジサイも見ごろが続いています。
アジサイのそばで、似た花をつけたカシワバアジサイを見つけました!
長細く花をつけることから、ソフトクリームアジサイという名でも呼ばれるとか。甘そうな名前からは想像できませんが、毒をもっていますので皆さま誤食することないよう、くれぐれもご注意を!
池では睡蓮もまだ花を咲かせています。モネの《睡蓮》との競演もまだまだお楽しみいただけそうです。
庭園は、夏もさまざまな植物でにぎわいます!当館へお越しの際には、ぜひ庭園も散策してみてくださいね!
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)