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スタッフブログ

季節の庭園

睡蓮とサルスベリ

季節の庭園

タイサンボクとキキョウが開花しました

季節の庭園

梅雨どきの庭園

季節の庭園

睡蓮とサルスベリ

うだるような暑さが続いておりますが、皆さまお変わりありませんでしょうか。

この暑さの中、地中館前の池では睡蓮が二輪も咲きました。

池の睡蓮は7月上旬ごろに最盛期を迎えていたのですが、やや遅咲きながらも、引けを取らず立派です。190809_suiren.JPG

睡蓮を見逃したという方、まだまだ間に合います!夕方には花を閉じてしまいますので、できれば午前中にお越しください。

さらに、池のそば、流水門付近を見上げると、鮮やかなピンクが深緑のなかでひときわ目を引きます。サルスベリです。

絵具で着色したかのようにピンクに染まり、大変きれいです!190809_sarusuberi.JPG

7月下旬ごろに開花し、日に日に鮮やかさを増しています。

サルスベリは夏のあいだ、ひいては秋口まで、比較的長い期間にわたって咲くことから「百日紅」と書き表すのだとか。しばらく見ごろが続きそうです。190809_sarusuberi2.JPG

美術館入口付近にも顔をのぞかせていますので、ぜひご覧ください!

明日10日14時からは、当館学芸員によるジョアン・ミロの彫刻展ギャラリートークを開催します。ミロの彫刻について、様々なエピソードを織り交ぜながらお話しします。より詳しく展覧会をご覧いただける機会ですので、ぜひご参加くださいませ。

皆さまのご来館をお待ちしております。

(M)

季節の庭園

タイサンボクとキキョウが開花しました

梅雨空の日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。明日は七夕です。きれいな夜空が見られると良いですね。

さて、当館の庭園では夏もさまざまな花でにぎわいます。本日はタイサンボクと桔梗をご紹介いたします。

タイサンボクはレストハウス付近から庭園の入り口へ入ってすぐに位置する高木です。濃緑の葉が茂るなかに、もくもくと白い花が見えます。モクレン科のなかで最も開花時期の遅いタイサンボクですが、今年は木のてっぺんのあたりに花をつけました。

190706_taisanboku2.JPG

下から見上げているだけだとわかりにくいのですが、実は花径が20センチほどもあります。さらに大きいものだと50センチ~60センチにもなるとか。

手に届く位置に咲いていたら手水鉢に生けることもできたのですが、今年はかなり高いところに花をつけたので難しく...。来年に期待です!

190706_taisanboku.JPG

ズームして撮ってみると、虫が蜜を吸っているところでした。花の香りに誘われてやってきたようです。

地中館前の池のほとりには青紫のキキョウが開花しました。

アジサイやハンゲショウのそばですらっと姿を見せ、凛とした美しさが漂っています。

190706_kikyou.JPG

つぼみも膨らみ、色づき始めていますので、しばらく見ごろが続きそうです。

当館へお越しの際にはぜひ庭園も散策してみてくださいね。

皆さまのご来館をお待ちしております。

(M)

季節の庭園

梅雨どきの庭園

夏至から数えて11日、本日7月2日は半夏生(はんげしょう)にあたります。

先日ブログでご紹介した庭園のハンゲショウもさらに白く染まり、輝きを増しています。

190702_hangesho.JPG

本日は梅雨の中で立派に咲く庭園の花々をご紹介いたします。

芝生広場から階段を下りた付近で、クチナシが見ごろを迎えました。当館では八重咲きのクチナシが見られます。

純白の花びらをつけ、甘い香りを漂わせています。

咲き始めは純白の花びらも、時間がたつとだんだん褐色を帯び、次第に落下していくようです。すでに落ちそうな花もちらほら。ご覧になりたい方はお早めのお越しを!

190702_kuchinashi.JPG

ところでクチナシといえば、将棋盤の脚はクチナシの実がかたどられているのをご存じでしょうか。これには「口出しは無用」との意味がこめられているのだそうです。

口出し→口無し→クチナシ ということなのですね。

そしてまた、露に濡れた睡蓮やアジサイはいっそう季節を感じさせます。

190702_suiren.JPG

雨の中でしっとりと咲く睡蓮も大変趣がありますね。

睡蓮は夕方には花を閉じてしまいます。睡蓮をカメラに収めたい方、午前からお昼にかけてのお早めのお越しをおすすめいたします。

そして、庭園のいたるところで、青、紫、ピンク、色とりどりのアジサイが今を盛りとばかりにもりもり咲いています!

190702_ajisai.JPG

天候の悪い日が続いております。庭園を歩かれる際は足もとに十分お気を付けください。

皆さまのご来館をお待ちしております。

(M)