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建築

7月より、オルゴールの演奏を再開しています

美術館本館の2階にはどっしりとしたアンティークのオルゴールが設置されています。

ポリフォンムジクヴェルケ社製のMIKADOというディスクオルゴールで、1895年頃にドイツで作られたものです。

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正面のガラスには月桂樹の輪をかざす、女神の姿。その奥に大きなディスクが入っています。

オルゴール中.jpg

開館日には毎日、時間を決めて演奏しています。

演奏時間は11時~、12時~、13時~、14時~、15時~、16時~。
ディスクが一周し、約2分の曲が流れます。

曲は、毎月変わります。
今月は「コルネヴィーユの鐘」を演奏します。漁師と、ある美女のラブストーリーが描かれたフランスの歌劇曲です。

なにぶん、歴史のあるオルゴールですので、その日の調子によって演奏できない場合もありますが、どうかご容赦ください。

感染症防止のため、「密」にならないよう、ご配慮をいただきながらにはなりますが、本館に響き渡る、豊かで力強い音色に耳を傾けていただければ幸いです。

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その他

おうちで美術鑑賞はいかがですか?

学校が休校になり、外出自粛の今、
自宅で時間を過ごされている方も多いことと存じます。
こんな時は、おうちで美術鑑賞など、いかがでしょうか?

現在、当館は休館中ですので、ご来館されて実際に作品を鑑賞していただくことはできませんが、ホームページには所蔵品を解説付きでご覧いただけるページがございます。


モネの《睡蓮》連作をはじめ、アサヒビール初代社長・山本爲三郎が篤く支援した民藝運動ゆかりの作品群などをご覧いただけます。
当館が所蔵する約1000点の作品から、選りすぐった約60点を紹介しています。

https://www.asahibeer-oyamazaki.com/collection/

画面上ではありますが、ゆっくりと作品をながめてみませんか?

私のおすすめ鑑賞法は、作者がなぜ、どうやってその作品を作ったのだろう?
と思いを巡らせてみることです。
筆跡や、手の跡をたどりながら見ていくと、思わぬ発見があったりもします。
あわせて作品が作られたころの時代背景を、ネットで調べてみるのもおすすめです。

この機会に、どうぞお試しください。

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その他

池の水全部抜きます アサヒビール大山崎山荘美術館Ver.

ただいま当館では庭園整備の一環としまして、池の清掃作業をおこなっております。
(*2月28日終了予定)

例年恒例となっておりますので、池から不思議ないきものは出てきませんが
ただならぬ気配を感じた野鳥たちが、木の上で清掃作業を見守っていました。

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枝の間をちょこちょこ飛び跳ねているのは、冬でふかふかなヤマガラ。

コツコツコツと、かすかな音を追うとコゲラが木をつついていました。

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当館のお庭にはほかにもいろいろな野鳥が遊びに来てくれます。
お庭を散策の際、鳥の声が聞こえたら姿も探してみるのはいかがでしょうか。
愛らしい仕草を見せてくれます♪

なお、池の清掃期間中も美術館は通常通り開館しております。

今週末の10日(土)は午後2時より、現在開催中の企画展「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」のギャラリートークを予定しております。
展覧会の見どころなどを詳しくご紹介いたしますので、ぜひこの機会にご来館ください!

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