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1915年4月15日 漱石先生来訪

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415日は、文豪・夏目漱石が花咲く春の大山崎山荘を訪れた日です。

1915年、加賀正太郎は京都を訪れていた夏目漱石と出会います。

齢にして27、若さあふれる加賀は、大胆にも初対面の文豪に大山崎に建設中であった別荘の命名を依頼し、また同地への来訪も願い出たのです。

漱石はそれを快く受け入れ、帰京前日の415日に大山崎へやってきました。

山崎駅から籠に乗って天王山を登り、建設中の山荘を見て、ぜんざいや関東煮(おでん)を食し、うららかな春の日を楽しんだといいます。

後日漱石が加賀に宛てた手紙には、

 宝寺の隣に住んで桜哉

と、大山崎での情景を詠んだ一句が添えられていました。

現在庭園では、ギョイコウ(桜)やヤマブキなどが見ごろを迎えています。

100年前のできごとに思いを馳せながら楽しんでみてはいかがでしょうか。


(TH)

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