スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
クートラス展 ラスト1週間!
早いもので、当館開館20周年記念展の大トリを飾るロベール・クートラス展は、残すところあと1週間になってしまいました。
毎回展示替前は、見慣れた風景とお別れするのが寂しいものです。今回のクートラスの作品はとりわけ、あまりに展示室に馴染んでしまっているので、いなくなってしまうのが信じられないような心持がします。
この展示ケースは、もともと大山崎山荘にあった作り付けの棚です。テラコッタ作品がぴったりはまっていますね。
クートラスの作品は、上でご紹介した本館だけでなく、山手館にも展示しています。
また、地中館には、クートラスが「現代のユトリロ」、「第二のベルナール・ビュフェ」として最初売り出されていたことにちなんで両作家の作品を、喫茶室にはクートラスが関心を寄せていた濱田庄司の作品を、それぞれ所蔵品からご紹介していますので、併せてご覧ください(クートラスには関係ありませんが、モネ《睡蓮》ももちろん見られます)。
この展覧会が終わったら、みんな里帰りしてしまうのは名残惜しいばかり・・・。
あと1週間、会期は3月12日(日)までですので、最後のチャンスです。チャーミングな作品たちに会いに、ぜひいらしてくださいね。
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池の清掃作業終了のお知らせ
先日お知らせした池の清掃作業は、昨日無事に終了いたしました。
しばらく寂しかった池が、またもとのようにきれいな水をたたえています。
庭園では少しずつ、春の息吹が感じられるようになってきました。
ロベール・クートラス展はあと2週間弱、冬と春のはざまの山荘に、ぜひお越しください。
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ほぼ日刊イトイ新聞 連載のお知らせ
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載にて、当館と、開催中の「開館20周年記念 ロベール・クートラス 僕は小さな黄金の手を探す」展をご紹介いただいています。
http://www.1101.com/mandm/index.html
ミナ ペルホネンの皆川明氏と、編み物作家の三國万里子氏、素敵なおふたりの対談は必読です!
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※ ちなみに、インタビューの背景に写っているのは、大山崎山荘の主であった加賀正太郎の元書斎(非公開)です