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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

季節の庭園 展覧会

絵の花と庭の花2

イベント&ワークショップ

新緑茶会

季節の庭園

絵の花と庭の花

展覧会

絵の花と庭の花2

以前のブログで、庭園の花が展示作品に描かれた花とシンクロすることがある、と書きました。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/blog/2017/05/post-34267.html
今回はその中で「蘭」をご紹介します。

かつて、大山崎山荘は蘭栽培のメッカとして名をはせた場所でした。開催中の「漱石と京都」展では、オーナーであった加賀正太郎が心血を注いで育てた蘭を図譜にした『蘭花譜』をたくさん展示しています。ran.jpg

こちらは「no.12 ブラッソカトレヤ・マダム チャールズ マロン'オオヤマザキ'」です。なんと木版画なんですよ。
他にも、カトレヤ、シンビディウム、パフィオペディルムと多彩な蘭が目白押しですので、お気に入りの一点を見つけるのも楽しいかもしれません。

そして、ただいま見ごろのお庭の蘭はこちら。IMG_0921.JPGこちらは、日本人にも身近な「紫蘭」です。残念ながら『蘭花譜』には登場しませんが、立派な蘭です。IMG_0920.JPG

チャームポイントは何と言っても、リップ(花の中央部分)でしょう。まるで、ブラウスのフリル飾りのようで可愛らしいのです。

少しわかりにくい場所に咲いていますので、お庭を探検がてら探してみてくださいね。

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イベント&ワークショップ

新緑茶会

IMG_0806.JPG早くもGW最終日ですね。いかがお過ごしでしたか?
昨日は、当館の庭園で、大山崎町の茶道サークル「友あそび」さん主催の新緑茶会が行われました。

IMG_0785.JPG

いつものお庭が一段と晴れやかにみえます。

ちなみに、会場に使われていた東屋は、むかし「芝之茶屋」という和式のお茶室が建っていました。「和式の」とわざわざ言ったのは、当館敷地内に現存するふたつのお茶室は、椅子とテーブルのある立礼(りゅうれい)式だからです。ただいま展示中の、大山崎山荘竣工当時の様子を描いた《大山崎山荘図会》(1932)でその存在を確認できますので、ぜひ探してみてくださいね。「睡蓮が咲いてる!」「ゴルフしてる!」「車が走ってる!」など、なかなか面白い発見満載の絵です。

さて、話が逸れましたが・・・IMG_0779.JPG

そこかしこに飾られたお花も、お茶会の楽しみのひとつです。IMG_0783.JPGIMG_0794.JPGIMG_0790.JPGお茶とお菓子は、まさに「新緑」の名にふさわしい彩りですね。IMG_0777.JPG

ちゃっかりいただいてしまいました。素敵な催しを、ありがとうございました!

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季節の庭園

絵の花と庭の花

当館は、夏にモネの《睡蓮》と庭園の睡蓮との競演を見られることで知られていますが、実はそれ以外にも絵と庭がシンクロすることが、たまにあります。
現在の展示についていえば、5月5日時点、思いつくだけでも3つの花がリンクしています。

そのひとつがこちら。IMG_0769.JPG・・・?
部分拡大では何が何やらさっぱりわかりません。IMG_0765.JPG

全体像です。画家後期の作品でだいぶ抽象化が進んでいるため、引きで見てもわかりにくいのですが、こちらはクロード・モネ《アイリス》1914-17年です。ジヴェルニーにあるモネ自邸の庭の睡蓮池の傍らに咲いていた、アイリスが描かれています。今回は常設展示としてお目見えしています。

そして、大山崎山荘のアイリスはこちら ↓IMG_0760.JPG

庭園のレアキャラのひとりです。ぜひ見つけてみてください。アイリスの花の香りは香水に使われていることも多いですね。ただ、悲しいかな、アイリスが咲いているのは立ち入りができない区域なのです。

そこに救いの手が!IMG_0756.JPG

本館前のつくばいに、こんな風流なものがありました。ぜひ、近づいて胸いっぱい香りをすいこんでみてください。つくばいの花はあったりなかったり、内容が変わったりもしますので、今だけのお楽しみです。

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