スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
3/26 本日の庭園
昨年のブログを読み返していると、3月24日にはもう枝垂れ桜が満開をむかえていたようです。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/blog/2016/03/post-31890.html
ところがどっこい、今年は26日になってもまだ蕾が固いようです。
今、ようやくスタンバイOK・・・というところでしょうか。
とはいえ、やはり庭園は日に日に賑やかさを増しつつあります。
まずは見ごろの花から。
沈丁花はその香りから、かなり遠くからでも存在を確認できます。
色違いもいます。
お次は、これから見ごろを迎えるメンバーたちをご紹介します。
よく見たら背後にもいました。
さてさて、これからが楽しみですね。
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中島国彦氏×長島裕子氏 対談イベント
一昨日から始まった「漱石と京都」展の関連イベントとして、昨日19日、早稲田大学名誉教授の中島国彦氏と、早稲田大学非常勤講師の長島裕子氏による対談が行われました。
本イベントは大変反響が大きく、50名様募集のところ、3倍近くものご応募がありました。
夏目漱石の京都訪問、そして大山崎山荘のかつての主・加賀正太郎との出会いについて、原稿や書簡を読み解きながら大変詳しく解説していただきました。
さらに、夏目漱石が加賀の山荘の命名案を出した際、出典となった資料が今回はじめて明らかになった件についてもお話いただきました(詳しくは本展図録をご覧ください!)。
冒頭でおっしゃっていましたが、対談が行われた3月19日は、1915年に漱石がちょうど京都に向かっていた日だそうです。約100年前の今ごろはどのあたりを進んでいたんだろう、と考えるとなんだか感慨深いものがありますね。
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