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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

展覧会

ウィリアム・モリス展 1万人目のお客様

季節の庭園

睡蓮が開花しました!

喫茶室&ショップ 展覧会

ウィリアム・モリス展 オリジナルスイーツ紹介

展覧会

ウィリアム・モリス展 1万人目のお客様

ご好評いただいております「ウィリアム・モリス -デザインの軌跡」展は、おかげさまで1万人を達成いたしました。

1万人目のお客様は、名古屋からお越しのお二人でした。
当館は初めてで、お友達のお薦めで本日のご来館になったとのこと。

副館長と暖炉の前で記念撮影♪

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もともとインテリアコーディネーターもされていて、イギリスにてモリスの作品もご覧になったことがあるとか。
今回は美術館の建物がメインだったようですが、たまたまモリスの展覧会をしているということで楽しみにされていたようです!
開館前からトンネル門に並ばれていたということで、その熱意が伝わってきます・・・!!
それほど楽しみにして頂いていたとは、非常に嬉しい限りです。

新緑の美しい季節になり、池の睡蓮も咲き始めましたので、モリス展とともに
庭園もじっくりとお楽しみください☆ (Y)

※ウィリアム・モリス展は、7月16日(月・祝)まで。

季節の庭園

睡蓮が開花しました!

昨日、今年初めての睡蓮が咲きました!

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毎日まだかなまだかなと待ち続けていたので、見つけた時はとても興奮してしまいました。
これより夏が終わるまで、一斉に咲いたり咲かなかったりを繰り返すかと思います。

現在、地中館ではクロード・モネの≪睡蓮≫を展示しています。
生の睡蓮と絵画の中の睡蓮の共演をお楽しみください☆ (Y)

展覧会

ウィリアム・モリス展 オリジナルスイーツ紹介

本日は現在開催中の企画展「ウィリアム・モリス ―デザインの軌跡」について
当館の喫茶室限定でご用意していますオリジナルスイーツをあわせてご紹介します。

本展覧会はウィリアム・モリスのデザイナーとしての側面に光を当て、関連作品を含む56点を展示しております。

モリスは都会の喧騒からはなれ、素朴な自然のなかで休日を過ごすために
ロンドンより約120キロ離れた場所にケルムスコット・マナーという別荘を借ります。
ここでの風景を、モリスは「地上の天国」と称しています。
さまざまな種類の草花と、果実、そして生き物たちは、モリスにとって重要なデザイン・ソースでした。

また、当館のオリジナルスイーツはリーガロイヤルホテル京都さんとのコラボによるもので、
モリスの愛した風景を詰め込んだような、本展覧会にぴったりなスイーツに仕上がっております。春から夏にかけて開催される展覧会にぴったりな2種をご用意いたしました!

<バラとクランベリーのケーキ>
バラの花びらとクランベリーを入れた焼き菓子に、クランベリーシロップの甘酸っぱさを加えました。バラジャムの赤色にクランベリーがアクセントを添えています。

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バラジャムの鮮やかな色が、ひときわ目を引く美しいケーキです。
本展覧会で展示した作品にもバラをモチーフにしたものがいくつかあり、モリスが住居の庭にバラの木を植栽するなどして、日々の生活の中で親しみを感じていたことが推し量られます。

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*デザイン:ウィリアム・モリス《チューリップとバラ》(1876年)

<桜と苺のケーキ>
桜の花びらと苺を入れた焼き菓子に、桜リキュールが優しく香ります。薄紅色の桜ジャムに桜風味のドライ苺があしらわれています。

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色味がとても鮮やかでかわいらしいケーキです。
なお本展覧会のポスターやチラシなどにも使用しています《いちご泥棒》(1883年)は、ケルムスコット・マナーでモリスが育てていた苺を小鳥がついばんだエピソードがモチーフになったといいます。

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*デザイン:ウィリアム・モリス《いちご泥棒》(1883年)

インディゴ抜染法をはじめとして多くの手間と時間をかけて制作されたこの作品は大変な人気を呼び、さまざまな家庭の室内を彩ることになりました。

なお別種のデザインになりますが、当館の喫茶室のカーテンはモリスがデザインした《ラークスパア(ひえんそう)》(1875年)の復刻品を使用しております。

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当館にお越しの際は、ぜひ喫茶室にもお立ち寄りいただき、視覚とあわせて味覚でもモリスの世界をお楽しみください!

( U )