スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
ピンクの睡蓮が咲いています
ウィリアム・モリス展 2万人目のお客さま
ご好評いただいております「ウィリアム・モリス展」は、本日、2万人目のお客さまを
お迎えすることとなりました!
本展覧会は予想を上回る盛況ぶりで、平日でも館内が大勢のお客さまでにぎわっていることも多々ございます。
ほんとうに嬉しいかぎりです。
そして2万人目のお客様は・・・
群馬県からお越しになったご友人お2人でした。
副館長と一緒に記念撮影をしていただきました。
お一方は2度目のご来館で、もうお一方は今回が初めてのご来館とのこと。
本日はあいにくの雨ですが、雨のしっとりした雰囲気も山荘の雰囲気と相まって
お楽しみいただけるかと思いますので、ごゆっくりご覧いただければと思います。
モリス展は7月16日(月・祝)まで。
あと1か月となりましたので、まだご覧になっていないお客さまは
ぜひこの機会にお越しくださいませ。 (Y)
半夏生が見頃です
梅雨入りしまして、当館のお庭も梅雨の草花があちこちで見られるようになりました。
本日は半夏生(ハンゲショウ)をご紹介します。
写真一番手前、膝ほどの高さの植物がハンゲショウです。池には睡蓮、その奥にアジサイも見えますね。
どれもただいま見頃を迎えております。
半夏生は、夏の頃に稲穂のような小さな花をつけるのですが、開花時期にあわせて花周辺の葉が白く色づくのが特徴で、
おしろいをした様子に見えることから半化粧という字をあてることもあるようです。
花自体は小さくてじっくり観察したくなるほどですが、晴れの日はもちろん、雨の日でも白い葉は目を引きますので、ぜひ葉っぱを目印に探してみてください。
ハンゲショウの咲くころに降る雨のことを半夏雨といい、この花の名前がとられたそうです。梅雨の花らしいエピソードですね。
雨の日は急ぎ足になってしまうことが多いのですが、梅雨限定の景色を楽しめる絶好の機会でもあります。
雨でしっとりとした当館のお庭の風情も素敵ですので、ぜひゆっくり散策なさってください。
※ハンゲショウは水辺で育ちますので、ご鑑賞の際はお足もとにお気をつけください。