スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
バーナード・リーチ展 ご紹介その4
本日は、大変ご好評をいただいております、「没後40年 バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」から、本館一階、山本記念展示室の展示についてご紹介をいたします。
当展示室では先日ご紹介しました《スリップウェアペリカン図大皿》や《スリップウェアグリフィン図大皿》に加え、リーチと山本爲三郎の交流を伝える作品や書簡などをご紹介しております。
《白化粧染付鉄絵紅茶碗》は山本家の食卓で愛用されたティーカップです。英国人のリーチにとってティーカップは手なれたものであったのでしょう。藍の線は相性よくなじみ、把手や手どりまで良くできています。リーチ芸術の理念である東洋と西洋の融合が見られる作品のひとつです。
《スリップウェア・ガレナ釉帯留》はリーチが山本爲三郎の息女に贈ったと伝わるものです。ブローチやボタンとしても使え、さまざまなかたちや文様が目を楽しませてくれます。スリップウェアやガレナ釉の施されたブローチでコーディネートしてみたいと、心はずむ女性の方も多いのではないでしょうか。
リーチから山本への書簡は、山本が亡くなる約10か月前に書かれたものだといいます。山本とリーチとの交流は生涯にわたって続いていたことが窺えます。
こちらの書簡、山本の依頼で制作した作品を船便で送ったとの旨がローマ字で書かれています。言葉をたどるとリーチの日本語を話す姿が想像できますね。ぜひじっくりと読んでみてください。
なお、今週末25日(土)14時より当館学芸員によるギャラリートークを開催いたします。リーチについてより理解を深められる機会ですので、ぜひご参加くださいませ!
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)
睡蓮が開花しました!!
5/15 バラが見ごろです
当館レストハウス前のバラが見ごろを迎えております!
華やかで存在感があり、「花の女王」と呼ばれるのも納得です。
カールした白の花びらが何ともお洒落ですね。
こちらはシランといいます。上品な紫色の花を咲かせていました。
池の睡蓮の葉が数多く水面に出てきました。昨年は5月中ごろに開花宣言をしていますので、開花が待たれます!
2階テラスから見下ろす庭園の鮮やかな新緑も見ものです!
目に映る先には、木津川・宇治川・桂川の三川合流が。大山崎山荘を建てた加賀正太郎は、ロンドン郊外にあるウィンザー城から見たテムズ川の流れを彷彿とさせると手記に残しています。かつて大山崎の地を見出した加賀にとって、決め手となった眺望なのでしょう。
100年ほど経ったいま、加賀と同じように、テラスに立つことができると思うとロマンを感じます。
2階テラスには、バーナード・リーチと濱田庄司のタイル作品を展示しております。
かつてアサヒビールの工場の壁を飾っていたものです。リーチのタイルには、本館の展示でも登場する鳥や、ビールの原料であるホップなどが描かれており目に楽しいです。
目に映る景色を楽しみながら、テラス席でお茶をするのもおすすめですよ。
当館へお越しの際にはぜひ、庭園やテラスのすみずみまでお楽しみくださいね。
(M)

