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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

季節の庭園

睡蓮が見頃です

展覧会

バーナード・リーチ展 ご紹介その4

季節の庭園

睡蓮が開花しました!!

季節の庭園

睡蓮が見頃です

今月半ばに開花宣言をしました、当館の池の睡蓮が咲きそろい始めています。

前回ご紹介した地中館横の池の睡蓮はピンク色ですが、庭園と本館の池の睡蓮は白色です。

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天気の良い日などは、明るい日差しに白い花が光ってまばゆいほどですが、満開の睡蓮をご鑑賞予定のお客様はぜひお昼ごろまでにお越しください!
睡蓮はその字の通り、朝に開いて夕方には眠るように花を閉じることを数日繰り返します。15:00を過ぎると早い花は閉じかかってしまいます。

当館にご来館の際は、世界的巨匠のモネの睡蓮の作品とともに、彼を魅了した睡蓮の景色にもぜひ触れてみてください。

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リーチ展が終了する6月9日以降は、展示替え休館となりますのでお見逃しなく!(A)

展覧会

バーナード・リーチ展 ご紹介その4

本日は、大変ご好評をいただいております、「没後40年 バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」から、本館一階、山本記念展示室の展示についてご紹介をいたします。

当展示室では先日ご紹介しました《スリップウェアペリカン図大皿》や《スリップウェアグリフィン図大皿》に加え、リーチと山本爲三郎の交流を伝える作品や書簡などをご紹介しております。

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《白化粧染付鉄絵紅茶碗》は山本家の食卓で愛用されたティーカップです。英国人のリーチにとってティーカップは手なれたものであったのでしょう。藍の線は相性よくなじみ、把手や手どりまで良くできています。リーチ芸術の理念である東洋と西洋の融合が見られる作品のひとつです。

《スリップウェア・ガレナ釉帯留》はリーチが山本爲三郎の息女に贈ったと伝わるものです。ブローチやボタンとしても使え、さまざまなかたちや文様が目を楽しませてくれます。スリップウェアやガレナ釉の施されたブローチでコーディネートしてみたいと、心はずむ女性の方も多いのではないでしょうか。

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リーチから山本への書簡は、山本が亡くなる約10か月前に書かれたものだといいます。山本とリーチとの交流は生涯にわたって続いていたことが窺えます。

こちらの書簡、山本の依頼で制作した作品を船便で送ったとの旨がローマ字で書かれています。言葉をたどるとリーチの日本語を話す姿が想像できますね。ぜひじっくりと読んでみてください。

なお、今週末25日(土)14時より当館学芸員によるギャラリートークを開催いたします。リーチについてより理解を深められる機会ですので、ぜひご参加くださいませ!

皆さまのご来館をお待ちしております。

(M)

季節の庭園

睡蓮が開花しました!!

地中館につながる通路の横の池に可愛らしいピンクの睡蓮が1輪咲いていました!
当館でピンクの睡蓮を見ることができるのはこの池だけですので、地中館に行かれる際はぜひご覧下さい。

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他の池の白い睡蓮もそろそろ開花しそうです。

睡蓮の開花状況はこのブログにアップしていきますので、お楽しみに!

また、地中館ではクロード・モネの≪睡蓮≫を展示しています。
本物の睡蓮と絵画の中の睡蓮の共演はこの時期だけしか味わえません。

どうぞお見逃しなく!!ご来館お待ちしております。(A)