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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

季節の庭園

5/15 バラが見ごろです

イベント&ワークショップ

「バーナード・リーチ展」講演会

季節の庭園

5/6 新緑の庭園

季節の庭園

5/15 バラが見ごろです

当館レストハウス前のバラが見ごろを迎えております!

華やかで存在感があり、「花の女王」と呼ばれるのも納得です。

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カールした白の花びらが何ともお洒落ですね。

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こちらはシランといいます。上品な紫色の花を咲かせていました。

池の睡蓮の葉が数多く水面に出てきました。昨年は5月中ごろに開花宣言をしていますので、開花が待たれます!

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2階テラスから見下ろす庭園の鮮やかな新緑も見ものです!

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目に映る先には、木津川・宇治川・桂川の三川合流が。大山崎山荘を建てた加賀正太郎は、ロンドン郊外にあるウィンザー城から見たテムズ川の流れを彷彿とさせると手記に残しています。かつて大山崎の地を見出した加賀にとって、決め手となった眺望なのでしょう。

100年ほど経ったいま、加賀と同じように、テラスに立つことができると思うとロマンを感じます。

2階テラスには、バーナード・リーチと濱田庄司のタイル作品を展示しております。

かつてアサヒビールの工場の壁を飾っていたものです。リーチのタイルには、本館の展示でも登場する鳥や、ビールの原料であるホップなどが描かれており目に楽しいです。

目に映る景色を楽しみながら、テラス席でお茶をするのもおすすめですよ。

当館へお越しの際にはぜひ、庭園やテラスのすみずみまでお楽しみくださいね。

(M)

イベント&ワークショップ

「バーナード・リーチ展」講演会

本日は3月21日(木)より開催しております「バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」の関連イベントとしまして、お茶の水女子大学大学院准教授の鈴木禎宏氏にご講演をいただきました。

イギリス人であるバーナード・リーチの、陶芸家としてではなく、ひとりの芸術家としてみた生涯と、その作品について、親交のあった民藝の作家やアサヒビール初代社長である山本爲三郎とのエピソードを交えながらお話をいただきました。

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リーチが日本を訪れるに至った経緯や、画家としての活動、空間をもデザインしたということ、さらには作陶から離れていた時期もあったことまでをご紹介いただき、芸術家としてのリーチを眺めることができたとともに、親しみをもつことができました。

リーチの創作活動のなかで、「東と西の結婚」が根幹をなしているといいます。

正反対である東洋と西洋のものを結びつけることで、それまで目にしたことのないものが生まれ、別の個性が宿ることを願っていたようです。

質疑応答ではコレクションの意味にまでお話が及び、そのひとの生き様が垣間見られるコレクションは大変意味のあるものですね、とのヒントをいただきました。

Leach_kouenkai3.JPG鈴木先生のお言葉に会場に笑いが起きることもしばしば、終始和やかな雰囲気の講演会となりました。

ご好評をいただいております「バーナード・リーチ展‐山本爲三郎コレクションより」は6月9日(日)まで開催しております。

皆様のご来館をお待ちしております。

(M)

季節の庭園

5/6 新緑の庭園

長かったゴールデンウィークも最終日となりました。お健やかにお過ごしのことと存じます。

通常お休みは月曜日ですが、本日6日(月)は開館しており、明日7日(火)が閉館日となります。お気を付けくださいませ。

当館庭園は新緑の清々しい季節を迎えております。

そしてイロハモミジやソメイヨシノの新緑のなかで、ヒラドツツジの濃い桃色の花がいっそう映えております。

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新緑あふれるなかに顔を出す本館は大変存在感があります。

景色を見渡しながら芝生広場でゆったりと過ごすのも良いですね。

ヒラドツツジは美術館入口付近にも多数咲いておりますのでぜひ探してみてください!

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白いシャガが一面に咲いているなかに今年はアヤメが姿を現しました。青い花とまっすぐ伸びた葉が特徴的です。

足元にはテントウムシが。

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小さくて水玉模様のかわいい2匹でした。

当館へお越しの際には、ぜひ庭園も散策してみてくださいね。

皆さまのご来館をお待ちしております。

(M)