スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
梅雨どきの庭園
夏至から数えて11日、本日7月2日は半夏生(はんげしょう)にあたります。
先日ブログでご紹介した庭園のハンゲショウもさらに白く染まり、輝きを増しています。
本日は梅雨の中で立派に咲く庭園の花々をご紹介いたします。
芝生広場から階段を下りた付近で、クチナシが見ごろを迎えました。当館では八重咲きのクチナシが見られます。
純白の花びらをつけ、甘い香りを漂わせています。
咲き始めは純白の花びらも、時間がたつとだんだん褐色を帯び、次第に落下していくようです。すでに落ちそうな花もちらほら。ご覧になりたい方はお早めのお越しを!
ところでクチナシといえば、将棋盤の脚はクチナシの実がかたどられているのをご存じでしょうか。これには「口出しは無用」との意味がこめられているのだそうです。
口出し→口無し→クチナシ ということなのですね。
そしてまた、露に濡れた睡蓮やアジサイはいっそう季節を感じさせます。
雨の中でしっとりと咲く睡蓮も大変趣がありますね。
睡蓮は夕方には花を閉じてしまいます。睡蓮をカメラに収めたい方、午前からお昼にかけてのお早めのお越しをおすすめいたします。
そして、庭園のいたるところで、青、紫、ピンク、色とりどりのアジサイが今を盛りとばかりにもりもり咲いています!
天候の悪い日が続いております。庭園を歩かれる際は足もとに十分お気を付けください。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)
子ども鑑賞会「ミロのかたち探検隊」参加者募集中!
ただいま開催中の「ジョアン・ミロの彫刻 ―夏のアサヒビール大山崎山荘コレクション」展では、夏休みに小学生のための鑑賞会、「ミロのかたち探検隊」を企画しております。夏休みの思い出や、自由研究のおてつだいに、一緒にミロの芸術に触れてみませんか?
ただいま、参加者を絶賛募集中です!
当日は、美術館のスタッフとお話をしながら、ミロの彫刻をじっくり鑑賞するとともに、いろいろな「かたち」から作品の魅力に迫るプログラムとなっております。
子ども鑑賞会「ミロのかたち探検隊」
日程:2019年8月4日(日)
対象:小学生 [4-6年生(11時-12時)/1-3年生(14時-15時)]
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館
参加費:無料
定員:各回10名、要申込(先着順)
申込方法:返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1) 参加者・保護者氏名
(2) 参加者学年
(3) 住所
(4) 電話番号
(5) FAX番号
をご記入のうえ「子ども鑑賞会係」まで FAX:075-957-3126
※申込は1回につきお子様2名様まで
※往復はがきの場合は、7月29日(月)必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします
小学4-6年生の部は残りあとわずかです!参加を検討中の方はお急ぎください!
皆さまのご応募お待ちしております。
(M)
ハンゲショウが見ごろです
先日「ジョアン・ミロの彫刻 ―夏のアサヒビール大山崎山荘コレクション」展が開幕し、初日から多くのお客さまにご来場いただいております。
当館庭園では、ハンゲショウが見ごろを迎えました。
ハンゲショウは、葉が白く染まり、花のように見える姿が特徴です。
七十二候のひとつで、夏至から十一日目の「半夏生」のころに咲くこと、葉の一部が白く染まることから「半化粧」とも書きあらわしたことが、名前の由来だといいます。
草木の緑が深まるなかで、ハンゲショウの白い葉はまぶしいほどです。
アジサイも見ごろが続いています。
アジサイのそばで、似た花をつけたカシワバアジサイを見つけました!
長細く花をつけることから、ソフトクリームアジサイという名でも呼ばれるとか。甘そうな名前からは想像できませんが、毒をもっていますので皆さま誤食することないよう、くれぐれもご注意を!
池では睡蓮もまだ花を咲かせています。モネの《睡蓮》との競演もまだまだお楽しみいただけそうです。
庭園は、夏もさまざまな植物でにぎわいます!当館へお越しの際には、ぜひ庭園も散策してみてくださいね!
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)