スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
睡蓮とサルスベリ
うだるような暑さが続いておりますが、皆さまお変わりありませんでしょうか。
この暑さの中、地中館前の池では睡蓮が二輪も咲きました。
池の睡蓮は7月上旬ごろに最盛期を迎えていたのですが、やや遅咲きながらも、引けを取らず立派です。
睡蓮を見逃したという方、まだまだ間に合います!夕方には花を閉じてしまいますので、できれば午前中にお越しください。
さらに、池のそば、流水門付近を見上げると、鮮やかなピンクが深緑のなかでひときわ目を引きます。サルスベリです。
7月下旬ごろに開花し、日に日に鮮やかさを増しています。
サルスベリは夏のあいだ、ひいては秋口まで、比較的長い期間にわたって咲くことから「百日紅」と書き表すのだとか。しばらく見ごろが続きそうです。
美術館入口付近にも顔をのぞかせていますので、ぜひご覧ください!
明日10日14時からは、当館学芸員によるジョアン・ミロの彫刻展ギャラリートークを開催します。ミロの彫刻について、様々なエピソードを織り交ぜながらお話しします。より詳しく展覧会をご覧いただける機会ですので、ぜひご参加くださいませ。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)
ICOM京都大会開催記念 ご来館者プレゼント
8月11日山の日は、海の日に引き続き、ICOM京都大会の開催を記念して、ご来館のお客さまにポストカードを進呈いたします。
どんなポストカードかは当日のお楽しみに!
皆さまお誘いあわせの上、ぜひご来館くださいませ。(M)
子ども鑑賞会「ミロのかたち探検隊」開催
本日は、子ども鑑賞会「ミロのかたち探検隊」を開催いたしました!
午前中は小学4-6年生の部、午後は小学校1-3年生の部に分かれて、当館のスタッフと一緒に館内を探検し、ミロの彫刻をさまざまな角度から鑑賞しました。
はじめに、みんなで美術館の中でのお約束をしてから、探検に出発!「何のかたちに見えるかな?」「ミロはどうしてこのタイトルをつけたのかな?」「かたいかな?それともやわらかいかな?」といった視点で考えながら、ミロの彫刻をじっくりと見ていきます。
子どもたちは、「ここにもミロのサインがある!」と、立体的なかたちだけではなく、ミロのマークやサインまで見つけてくれました。
続いて、絵画のなかに、彫刻と同じかたちを探してみると...。
「この赤いところ!」「この黒い四角のところ!」と、たくさん教えてくれました。
最後に、探検のなかで見てきたミロの彫刻が、ブロンズという素材でできていることや、作品がどのようにつくられたのかを学びました。
探検の締めくくりには、今日見たミロの作品から、自分のお気に入りのものを選び、発表してもらいました!
子どもたちの選んだ作品は様々で、作品にそれぞれ違った関心を寄せてくれたようです。
「バラみたい、ユニコーンのようで好き!」といった、女の子らしいお気に入りポイントや、「作品のかたちとタイトルが全然違って面白い」という鋭い感想まで、たくさんお話ししてくれました。
「ミロのかたち探検隊」、夏の思い出になったでしょうか。美術館にもまた遊びにきてくださいね!
(M)