スタッフブログ
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展 オリジナルスイーツのご紹介
サム・フランシスの色彩展 スイーツのご紹介
ウィリアム・モリス展 オリジナルスイーツ紹介
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展 オリジナルスイーツのご紹介
本日は「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展会期中に、
当館の喫茶室限定でお楽しみいただけるオリジナルスイーツをご紹介します。
本展は、文豪・谷崎潤一郎の作品に登場する華やかなヒロインたちのよそおいの数々を、アンティーク着物で再現するものです。
また、地中館では当館コレクションである印象派の画家クロード・モネの作品《睡蓮》もご覧いただけます。
オリジナルスイーツは、リーガロイヤルホテル京都さん考案のもので、企画展とコレクションそれぞれにちなんだ2種類をご用意しております。
<「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展 特製モカロール>
谷崎潤一郎が愛したというモカロール。
ふんわり、しっとりしたコーヒー風味のスポンジ生地にすこしビターなバタークリームを塗った、大人向けのロールケーキです。
<モネの庭 紫芋×ラムレーズン>
クロード・モネは、ジヴェルニーの邸宅の庭に日本風太鼓橋がかかる池をつくり、これをこよなく愛しました。鮮やかな紫色は、池に浮かんだ睡蓮の花に着想を得ています。
当館にお越しの際は、ぜひ喫茶室にもお立ち寄りいただき、谷崎潤一郎とクロード・モネの世界を感じられるティータイムをお楽しみください。
※数量限定のため、売り切れの場合もございますがご了承ください。
(K)
サム・フランシスの色彩展 スイーツのご紹介
本日は、開催中の企画展「サム・フランシスの色彩-夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」のカフェ企画をご紹介します。
「サム・フランシスの色彩」展は、アサヒビール社のサム・フランシスコレクションを当館で初めて公開し、色彩ゆたかな陶器や印象派以降の作品とともにご覧いただけるものです。
当館では、展覧会にあわせたリーガロイヤルホテル京都さんのオリジナルスイーツを喫茶室でお楽しみいただけます。企画展ごとに内容が変わり、大変ご好評をいただいております!そのため、売り切れている場合もございますが、ご了承ください。
今回のオリジナルスイーツは、印象派の画家モネと新印象派のシニャックに着想を得た2種類をご用意しております!
<モネの庭>
抹茶とほうれん草の生地に、栗クリームを塗り、紫芋とさつまいもの生地をのせました。和風のしっとりとした味わいは、モネが愛した日本を思わせます。
<シニャックの水辺>
オレンジシロップをかけた苺のサヴァラン風ケーキ&ブルーキュラソーのゼリーに、ビスキュイチョコマカロンピスタチオを添えて。水辺の景色とポール・シニャックの色彩をイメージした夏らしい涼しげなスイーツです。
8月25日の2時から開催予定のギャラリートークで、オリジナルスイーツのモデルとなったモネとシニャックについてお話しますので、お時間がございましたらそちらも合わせてご参加下さい! (A)
ウィリアム・モリス展 オリジナルスイーツ紹介
本日は現在開催中の企画展「ウィリアム・モリス ―デザインの軌跡」について
当館の喫茶室限定でご用意していますオリジナルスイーツをあわせてご紹介します。
本展覧会はウィリアム・モリスのデザイナーとしての側面に光を当て、関連作品を含む56点を展示しております。
モリスは都会の喧騒からはなれ、素朴な自然のなかで休日を過ごすために
ロンドンより約120キロ離れた場所にケルムスコット・マナーという別荘を借ります。
ここでの風景を、モリスは「地上の天国」と称しています。
さまざまな種類の草花と、果実、そして生き物たちは、モリスにとって重要なデザイン・ソースでした。
また、当館のオリジナルスイーツはリーガロイヤルホテル京都さんとのコラボによるもので、
モリスの愛した風景を詰め込んだような、本展覧会にぴったりなスイーツに仕上がっております。春から夏にかけて開催される展覧会にぴったりな2種をご用意いたしました!
<バラとクランベリーのケーキ>
バラの花びらとクランベリーを入れた焼き菓子に、クランベリーシロップの甘酸っぱさを加えました。バラジャムの赤色にクランベリーがアクセントを添えています。
バラジャムの鮮やかな色が、ひときわ目を引く美しいケーキです。
本展覧会で展示した作品にもバラをモチーフにしたものがいくつかあり、モリスが住居の庭にバラの木を植栽するなどして、日々の生活の中で親しみを感じていたことが推し量られます。
*デザイン:ウィリアム・モリス《チューリップとバラ》(1876年)
<桜と苺のケーキ>
桜の花びらと苺を入れた焼き菓子に、桜リキュールが優しく香ります。薄紅色の桜ジャムに桜風味のドライ苺があしらわれています。
色味がとても鮮やかでかわいらしいケーキです。
なお本展覧会のポスターやチラシなどにも使用しています《いちご泥棒》(1883年)は、ケルムスコット・マナーでモリスが育てていた苺を小鳥がついばんだエピソードがモチーフになったといいます。
*デザイン:ウィリアム・モリス《いちご泥棒》(1883年)
インディゴ抜染法をはじめとして多くの手間と時間をかけて制作されたこの作品は大変な人気を呼び、さまざまな家庭の室内を彩ることになりました。
なお別種のデザインになりますが、当館の喫茶室のカーテンはモリスがデザインした《ラークスパア(ひえんそう)》(1875年)の復刻品を使用しております。
当館にお越しの際は、ぜひ喫茶室にもお立ち寄りいただき、視覚とあわせて味覚でもモリスの世界をお楽しみください!
( U )