1. スタッフブログ

スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

お知らせ イベント&ワークショップ

企画展関連イベント 開催決定のお知らせ

イベント&ワークショップ

企画展関連イベント 開催決定のお知らせ

アサヒビール大山崎山荘美術館は、2023年1月21日(土)から5月7日(日)まで、企画展「没後40年 黒田辰秋展 ―山本爲三郎コレクションより」を開催いたします。関連イベントとして、「森見登美彦先生と語る京都の青春、上加茂民藝協団」を実施することとなりました。

企画展「没後40年 黒田辰秋展 ―山本爲三郎コレクションより」関連イベント
森見登美彦先生と語る 京都の青春、上加茂民藝協団

2023年1月27日(金) 14:00-15:30
要予約(抽選:約100名)
◆応募方法など詳細は 決定次第、美術館公式ウェブサイト並びに公式SNSでお知らせします◆

イベント概要
 1927(昭和2)年、黒田辰秋ら20代の若者が、柳宗悦の思想に共鳴して結成した工芸家ギルド、上加茂民藝協団。
 工芸家としての理想と夢に燃えて集った彼らは、上賀茂神社近くで共同生活を送りながら制作活動に邁進する。協団としての活動はわずか2年半で終わりを迎えるが、結成から解散までの体験は、若きメンバーたちにとって濃密で意義深いものであった。
 森見登美彦氏の作品世界に登場する若者たちもまた、京都で悩み多き青春時代を送るなかで、自己、そして友人たちとの対話を重ねながら冒険をしたり失敗をしたり、かけがえのない時間を過ごす。彼らの姿はまさに、およそ100年前の黒田たちもかくやと思わせるものである。
 本イベントでは、京都の青春をテーマの一つに、森見氏と学芸員たちとが座談会形式で自由に語り合う。森見氏の力をお借りして黒田という作家のイメージに新しい光を当てる斬新な試みであると同時に、京都で今この時を過ごす学生や、表現活動を模索している若者たちにぜひ届けたい企画である。

森見登美彦(1979年1月6日生まれ)
作家。京都大学、同大学院修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞受賞。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞、19年『熱帯』で高校生直木賞受賞。『四畳半神話大系』『有頂天家族』など京都を舞台に描いた作品はとりわけファンも多く、映像作品ともども話題に。現在、アニメ映画『四畳半タイムマシンブルース』が劇場公開中。
イオンシネマ京都桂川
https://cinema.aeoncinema.com/wm/katsuragawa/
T・ジョイ京都
https://tjoy.jp/t-joy_kyoto

morimi.jpg

展覧会

こわくて、たのしいスイスの絵本展 ご紹介その1

本日は、現在開催中の企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」の展示室のようすをご紹介します。

展示室1には、エルンスト・クライドルフ、ハンス・フィッシャー、フェリックス・ホフマン、3人の絵本画家の年譜とともに、彼らの手描き絵本やスケッチブックを展示しています。
DSC03558.JPGフィッシャーとホフマンは、自身の子どもに贈るために手描きの絵本を制作しました。

DSC03574.JPG     ハンス・フィッシャー《たんじょうび 手描き絵本》 (1947)

「たんじょうび」は、3歳の誕生日を迎える次女のためにフィッシャーが手がけたもので、のちに出版されますが、こちらの手描き絵本は、世界で1点しかない貴重な絵本です。次女が好きだった動物がたくさん登場する物語になっており、娘に対するフィッシャーの愛情が伝わってきます。

企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」は、1225日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


TH

展覧会

企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」が開幕しました!

本日、企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」が開幕しました。
初日より多くのお客様にご来館いただいております。

1.jpg

展覧会では、スイスの絵本作家エルンスト・クライドルフ(1863-1956)、ハンス・フィッシャー(1909-1958)、フェリックス・ホフマン(1911-1975)、3人の作品をご紹介します。

 草花や風俗、地方の伝説などを通じ、スイスらしさをそれぞれに表現した彼らが手がけた絵本や挿絵には、楽しそうに見えていてもじつはこわい場面や、こわそうに見えていても楽しい場面が描かれています。

すこしこわいけれど、楽しいスイスの絵本。
庭園や建築と合わせて、アサヒビール大山崎山荘美術館ならではの展示をお楽しみください。

3.jpg

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

(IK)