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スタッフブログ

展覧会

常設展示のご紹介

本日は、本館と夢の箱(山手館)で開催中の企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」にあわせ、地中の宝石箱(地中館)に展示中の、スイス出身画家の作品をご紹介します。

DSC04261.JPG          パウル・クレー《大聖堂(東方風の)》(1932年)

スイス出身のパウル・クレーは、ミュンヘンの美術アカデミーで絵を学びました。カンディンスキーやフランツ・マルクなど前衛的な作家らによって結成された「青騎士」と交流があり、展覧会に出品しています。1914年、チュニジア旅行でヨーロッパにはない光や自然にふれたことで、色彩への関心が高まります。各地を旅して培った色彩体験が、この作品に反映されているようです。

ちなみに、企画展でご紹介しているハンス・フィッシャーは18歳のころ、クレーから指導を受けた経験がありました。ご来館の際は、フィッシャーに少なからず影響を与えたクレーの作品も是非あわせてお楽しみください。

企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」は、1225日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


TH