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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

季節の庭園

きょうの庭園情報 2024年4月13日

イベント&ワークショップ 展覧会 季節の庭園

「山荘で嗜むウイスキーの夕べ」を開催しました 

季節の庭園

きょうの庭園情報 2024年4月13日

美術館の庭園では、ギョイコウが見頃を迎えています。
黄緑色の花々が、新緑とともに風になびく風景はこの時期ならではです。
gyoikoh01.JPGgyoikoh02.JPGレストハウス前のシダレザクラも満開を迎えました。
sidarezakura01.JPGそのほか、ドウダンツツジやヤマブキの花々も、庭に彩りを添えています。
初夏に向かって次々と花々が咲き始める美術館の庭園をお楽しみください。
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現在開催中の「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘―大大阪時代を生きた男の情熱」では、加賀正太郎が育てた蘭をモチーフに制作された「蘭花譜」を展示しています。可憐な蘭の世界をご堪能ください。
企画展詳細はこちら

(OT)

展覧会

蘭花譜と大山崎山荘―大大阪時代を生きた男の情熱 ご紹介その2

引き続き、現在開催中の企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘―大大阪時代を生きた男の情熱」のようすをお届けします。

今回ご紹介する展示室1では、加賀正太郎が成し遂げた事績に関連する品々をご覧いただけます。
大大阪(だいおおさか)時代と呼ばれる、大阪が世界有数の大都市として栄えた時代に実業家として活躍した加賀ですが、大山崎山荘(現・美術館本館)の建設や蘭花譜の発行など自身の趣味を極める一面もありました。

そのひとつが、22歳でヨーロッパを周遊した際に果たした日本人初のユングフラウ登頂です。
アルプス山脈の一山であるユングフラウは標高4158mと富士山をしのぐ高さですが、加賀は下の写真のような装備で登山に挑みました。

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(すべて市立大町山岳博物館蔵)


ドイツのミュンヘンで購入したという分厚いウール製のコート、革製の登山靴は、そのまま街を歩くことができそうな見栄えです。

往時のユングフラウ登頂には、装備の軽量化と高機能化がめざましい現在とは比べ物にならない労力が必要だったことでしょう。



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左から麻ザイル、ゲートル、柳行李

(すべて市立大町山岳博物館蔵)


他にも、加賀が実際に使用していた品々が展示されています。

足の脛の部分に巻き付けるゲートルという装備はバーバリー製のもので、何事においても本物志向であった加賀のこだわりが感じられます。

 

企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘大大阪時代を生きた男の情熱」は、512日(日)まで開催中です。

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

(TM)

季節の庭園

「山荘で嗜むウイスキーの夕べ」を開催しました 

現在、企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘―大大阪時代を生きた男の情熱」を開催中ですが、本日は4月6日に開催された関連イベントのようすをご紹介します。

DSC09659.jpg事前にお申込みいただいたお客様限定のプライベートなイベントで、閉館後、担当学芸員によるギャラリートークのあと、ウイスキーアンバサダーによるウイスキーセミナー、試飲会をおこないました。普段飲むことのできない特別なウイスキーも登場し、ニッカウヰスキーの世界に魅了された方も多かったのではないでしょうか。

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庭園にある満開の桜を眼下に見ながら、大山崎山荘からの夜景もお楽しみいただきました。

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こちらのイベントのお申し込みは締め切らせていただきましたが、企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘―大大阪時代を生きた男の情熱」は、5月12日(日)まで開催中です。

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庭園のソメイヨシノも満開です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


(TH)