スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
きょうの庭園情報 2024年11月19日
11月も半ばが過ぎ、朝晩は冷えてきましたね。
そして、ようやく天王山の木々も色づき始めました。
庭園から大山崎山荘を見上げると、紅葉に包まれているかのようです。
庭園のところどころでは、ツワブキの黄色い花が綺麗に咲いています。2階喫茶室のテラスから見ると、地中館へ続く階段の上にも紅葉が広がっていました。
写真の右上には宝積寺(三重塔)も少し顔を覗かせていますね。
今週の冷え込み次第で、来週はもっと色づくことでしょう。
現在開催中の企画展 アンドリュー・ワイエス展は、混み合っております。
混雑状況などをウェブサイトでご案内しておりますので、ご参考ください。
詳細はこちら
皆さまのご来館をお待ち申し上げます。
(館長)
丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス ご紹介その5
現在、企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス」を開催中ですが、本日は「地中の宝石箱」(地中館)の展示をご紹介します。こちらには、ワイエスの代表作《クリスティーナの世界》の習作を展示しています。この作品のモデルとなった人物であるクリスティーナは、年齢を重ねるごとに歩行が困難になっていく先天性の病気におかされながらも、誇り高く生きおり、ワイエスは彼女のことを心から敬愛していました。
ある日、家に向かって草原を這いながら進むクリスティーナの姿を目にしたワイエスは、このようすをすぐテンペラ(顔料に卵の黄身と蒸留水を混ぜた絵の具を用いる技法)で描くことにします。テンペラ画に登場させる人物像を模索すべく、手の部分などをさまざまな角度から、くり返し描写しました。妻のベッツィにもクリスティーナと同じポーズをとってもらったといいます。
20世紀のアメリカ絵画で最も有名な作品のひとつである《クリスティーナの世界》のために描かれた貴重な素描を、ぜひご覧ください。
企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス」は、12月8日(日)まで開催中です。
紅葉が見頃になる11月18日(月)、25日(月)、12月2日(月)は開館いたします。庭園の紅葉とあわせてお楽しみください。
作品の詳細はこちら
本展は、おかげさまで多くのお客様にご来館いただいております。平日の15時以降にご来館いただくと、比較的ゆったりとご覧いただけます。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
アンドリュー・ワイエス展 2万人のお客様
現在開催中の企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 ―追憶のオルソン・ハウスは、本日2万人目にあたるお客様をお迎えしました。岡山からお越しいただいたご夫婦です。
いつも新幹線から当館を見てくださっていたという奥様。
ご夫婦で美術館巡りを楽しまれるそうですが、当館に来ることを念願にしていたとか。
アンドリュー・ワイエスが大好きだそうで、本日はワイエスの世界をたっぷりと堪能していただきたいと思います。
館長からおふたりに記念品を贈呈しました。
アンドリュー・ワイエス展は、連日たくさんのお客様にお越しいただいています。
混雑状況に関するご案内をウェブサイトに掲載しておりますので、ご参考ください。
詳細はこちら
庭園の緑も少しずつ赤く色づき始めました。庭園の紅葉散策とともに、アンドリュー・ワイエス展をお楽しみください。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。アンドリュー・ワイエス展 詳細はこちら
(OT)