スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
出前授業を行いました
大山崎にある2つの小学校(大山崎町立大山崎小学校、大山崎町立第二大山崎小学校)に、出前授業を行いました。
久しぶりとなる教育普及活動は、元気いっぱいな小学3年生を対象とした、美術館での作品鑑賞のおもしろさを伝える授業です。
「HOP・STEP・MUSEUM」と題したこのプログラムは、成長の段階に合わせて、3つの鑑賞プログラムを体験してもらいます。
小学3年生では美術館に対する興味や関心を持ってもらい、
小学4年生では美術館の建物(大山崎山荘)について、
小学5年生では作品を描いた作家の表現について、子供たちと考察します。
9月に行った3年生の授業では、最初に座学で美術館の役割を紹介しました。その後、当館所蔵作品より選りすぐりの61点をカードにしたものを使って、作品鑑賞をしてもらいました。
モチーフや色・形をはじめ、「この中で明るい作品はどれ?」「この中で速そうな作品は?」など、
抽象的な問いかけに至るまで、様々な問いかけに対してふさわしい作品のカードを自由に選びます。
後半は、共通点のある作品を見つけるゲームを行いました。
子供たちの視点で見出された共通点は、大人が気づかない細やかなものもあり、こちらが勉強させられるほどでした。
カードゲームのような作品鑑賞は、クラスの雰囲気をどんどん高揚させていきます。最後に、一番気になる作品のカードを各自1枚選んでもらいました。
どんなところが気になって選んだのか、作品の特徴を文章や絵で描いてもらいました。
絵で作品の特徴を描く子供たちの中には、色鉛筆を使うなど、まるで立派な作品のように描いてくれたものもありました。
自由な感性と観察力で作品を鑑賞してくれた子供たち。
今回の授業を機会に、美術館に興味を持ってくれれば嬉しいです。
来年は4年生になった子供たちと、新たな鑑賞プログラムで共に学べることを楽しみにしています。
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アンドリュー・ワイエス展 ミュージアムグッズのご紹介
9月14日より開幕したアンドリュー・ワイエス展ですが、
本館ミュージアムショップでは、アンドリュー・ワイエスの関連商品を販売しています。
絵はがきや一筆箋、ポスター、クリアファイルなどをご用意していますが、数に限りがございますので、予めご了承ください。また、関連書籍や、フルート演奏家・須崎成美氏のCDなども販売しています。
須崎成美氏には、アンドリュー・ワイエス展開会式の際に、ワイエスが愛したというバッハ作曲「サラバンド」を演奏していただきました。その様子はブログでもご紹介しています。
詳細はこちら
丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 ―追憶のオルソン・ハウスは、
12月8日(日)まで開催中です。
ご来館の際は、ミュージアムショップにもお立ち寄りください。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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アンドリュー・ワイエス展 開会式を開催しました
アンドリュー・ワイエス展が本日より開幕しました。
開館前には、関係者の皆様にお集まりいただき、開会式を開催しました。
開会式のオープニングとして、ワイエスが愛したというバッハ作曲「サラバンド」を
フルート演奏家・須崎成美氏に演奏していただきました。
須崎成美氏のCDは、美術館本館のミュージアムショップで販売しています。フルート演奏から、当館館長挨拶や大山崎町長・前川光氏のご挨拶に続き、
本展に特別協力をいただいた丸沼芸術の森代表・須崎勝茂氏にご挨拶をいただきました。
須崎氏のユーモア溢れる言葉の数々は、終始会場に笑いを誘い、
とても和やかな雰囲気で展覧会の開幕を迎えることができました。
アンドリュー・ワイエス展は、12月8日(日)まで開催します。
展示作品は前期と後期で変わりますので、会期を通じてワイエスの世界をお楽しみください。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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