スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
東山魁夷のスケッチ展が開幕しました!
本日、展覧会「東山魁夷のスケッチ ―欧州の古き町にて」が開幕しました。初日より多くのお客様にご来館いただいております。
今展覧会では、風景画家として名高い東山魁夷の、欧州取材によるスケッチの数々をご紹介しております。欧州を旅するなかで描きとどめたスケッチには、魁夷がそのとき目にした自然や街並みが、心ゆくままに現れています。
旅のスケッチを元にした本制作も合わせ、魁夷の旅した風景をともにたどってはみませんか?
皆さまお誘いあわせの上、ぜひご来館くださいませ。
なお、展覧会会期中の毎月第2、第4土曜日14時からは、当館学芸員によるギャラリートークを開催いたします。展覧会をより深くお楽しみいただける機会ですので、どうぞご参加ください!
このブログでも展覧会についてご紹介していきますのでどうぞお楽しみに!
(M)
ジョアン・ミロの彫刻展1万人目のお客様
ジョアン・ミロの彫刻展 ご紹介その4
本日は、展覧会「ジョアン・ミロの彫刻展 ―夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」をより楽しんでいただくためのご紹介第4弾です!
地中館では、ジョアン・ミロの彫刻展の開催に合わせまして、オーギュスト・ロダンやイサム・ノグチ、ヘンリー・ムアの彫刻作品をご覧いただけます。
ロダンは19世紀を代表する彫刻家です。同じブロンズ彫刻でも、ミロとは異なる、写実的な作品です。
ほかにも、大理石を用いたヘンリー・ムアの《トルソ》や、ミロの彫刻と同じくブロンズを用いたイサム・ノグチの《リンガ》、ミロの彫刻とどのように違うのか、ぜひ様々な視点から鑑賞してみてください!
絵画作品はモネの睡蓮のほか、ミロが好んで作品に取り入れたモチーフである女性を描いた作品を集めました。ルノワールやモディリアーニ、ピカソなど名だたる作家の絵画ばかりです。
ミロと同じスペイン生まれの画家ピカソ。ちなみに、2人の母親どうし、非常に仲が良かったそうで、ミロがパリのピカソを訪ねる際には、ピカソの母親が焼いてくれたケーキを持っていったそうです。
ピカソの《横たわる女》お見逃しなく!
ジョアン・ミロの彫刻展も残すところあと1週間となりました。ミロの遊び心溢れる彫刻をまとまって見ることができる、貴重な機会です。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)