スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く― ご紹介その4
現在、企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」を開催中です。
本日は「夢の箱」(山手館)展示室のようすをご紹介します。
竣介は街を描いた作品のほか人物画ものこしていて、子どもや女性など身近な人を描いたものも多くあります。
《婦人像》 1942年頃 大川美術館蔵
ソファーにもたれ、静かに居眠りをする女性。このモデルは竣介の妻・禎子(ていこ)です。二人は22歳の時に出会い、2年後に結婚しました。出版社「主婦之友社」で働いていた禎子は、自宅のアトリエを拠点に発行していた雑誌『雑記帳』の編集を、竣介とともに担っていました。
洗練された女性がふとした瞬間に見せる横顔を、竣介は墨のみでとらえています。
企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、4月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」 1万人目のお客様
企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、おかげさまで、本日1万人のお客様をお迎えしました。たくさんのお客様にご来館いただき、ありがとうございます。
記念すべき1万人目のお客様は、徳島県からお越しのお二人です。当館には10年ほど前にお越しになったことがあるそうで、今回は大川美術館のことを調べていて企画展のことをお知りになり、ご来館くださいました。
記念品贈呈と記念写真撮影を行いました
春を感じられる晴天の日に1万人目のお客様をお迎えすることができ、大変うれしく思います。
庭園の花も久しぶりの青空の下、より美しく咲いています。
企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、4月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
松本竣介展関連イベント 講演会
現在開催している企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」の関連イベントとして、3月1日に講演会を開催いたしました。
講師は、松本竣介の作品を所蔵している公益財団法人大川美術館の田中淳館長です。
竣介と交友のあった曽宮一念と中野淳、さらに岡鹿之助の3人の画家をあげ、竣介の魅力について持論を交えながらわかりやすく語ってくださいました。
松本竣介の次男で建築家の松本莞氏がサプライズゲストとして登場され、講演会後に実施した『父、松本竣介』(松本莞著)の販売会にもご参加いただきました。
著者サイン入りの書籍は現在、美術館のミュージアムショップにて限定販売中です。
数に限りがございますので、お早めにお求めください。
企画展「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」は、4月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)