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企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」が開幕しました!
本日、企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」が開幕しました。
初日より多くのお客様にご来館いただいております。
展覧会では、スイスの絵本作家エルンスト・クライドルフ(1863-1956)、ハンス・フィッシャー(1909-1958)、フェリックス・ホフマン(1911-1975)、3人の作品をご紹介します。
草花や風俗、地方の伝説などを通じ、スイスらしさをそれぞれに表現した彼らが手がけた絵本や挿絵には、楽しそうに見えていてもじつはこわい場面や、こわそうに見えていても楽しい場面が描かれています。
すこしこわいけれど、楽しいスイスの絵本。
庭園や建築と合わせて、アサヒビール大山崎山荘美術館ならではの展示をお楽しみください。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
(IK)
コレクション 春 ―所蔵作品による名品展 ご紹介その4
本日は、現在開催中の「コレクション 春 ―所蔵作品による名品展」についてご紹介します。
本館2階には、エセル・メレと濱田庄司の作品を展示しています。
メレは20世紀初頭に染織作家、天然染料染色家としての地位を確立した女性です。彼女は、産業革命のあと伝統的な手仕事が滅びていくことに危機感をおぼえ、染織技術を後世に残すことに尽力しました。
1920年代、イギリス南部の工芸家村ディッチリングに住んでいる彼女を、バーナード・リーチとともに訪ねた濱田は、彼女のことを「草木染と手織りの母」と記しています。
自分の結婚式に際して、メレが手織りしたツイードのスーツを着たことからも、濱田がメレの作品だけでなく、彼女の生きかたに共感していた様子がうかがえます。
「コレクション 春 ―所蔵作品による名品展」は、7月3日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
コレクション 春 ―所蔵作品による名品展 ご紹介その3
本日は、現在開催中の「コレクション 春 ー所蔵作品による名品展」についてご紹介します。
「水をめぐる情景」がテーマになっている地中の宝石箱(地中館)では、作品と展示室全体がひとつの空間になっています。まるで自然に囲まれた建物の中から、外の景色を眺めているようです。
その中から1点ご紹介します。
ポール・シニャック《ヴェネツィア》 (1908年)
建築家を志していたポール・シニャックは、モネの作品に感銘を受けて画家を目指します。スーラと出会い、彼の科学的な点描技法を採用しますが、スーラの死後、点描から方形のモザイクのような筆触に変わり、また色同士が重なることを避けるため白い隙間をあける方法を取り入れ、装飾性のある独自の作風を確立させます。
シニャックはヨットを自分で操縦して各地を旅し、数々の風景画を残しました。
ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を運河からとらえた本作は、晴れた空が水面に映り、たわんだ帆の様子からさわやかで心地のよい風を感じます。
「コレクション 春 ―所蔵作品による名品展」は、7月3日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)

