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イベント&ワークショップ 展覧会

蓮沼昌宏ワークショップ 関連展示のご紹介 その1

お知らせ イベント&ワークショップ

企画展関連イベント 開催決定のお知らせ

イベント&ワークショップ

蓮沼昌宏ワークショップ 「大山崎山荘の小さな絵本づくり」and DOMANI@京都 開催

11月5日(土)と6日(日)の2日間、ワークショップ 「大山崎山荘の小さな絵本づくり」and DOMANI@京都を開催いたしました。

講師に美術家の蓮沼昌宏氏をお招きし、「このおうち(大山崎山荘)に、だれが住んでいるのか、または、だれが住んでいたらいいか」を題材に、絵本の原画を制作しました。

まずは、取材のための探検ツアーから。蓮沼先生と美術館スタッフの案内で、「大山崎山荘」が今から100年ほど前の建設当時には、どのように使われていたかを聞きながら、気になる部分やお話になりそうなところをメモしていきます。
DSC03724.JPG山荘の内装に隠れている生き物や形から、想像力を膨らませて。
大人では気がつかないような、細かい部分もしっかり見てくれています。
「取材メモ」のA4用紙に、どんどんネタが描き込まれていきます。
DSC03758.JPG取材を終えて、レストハウスへ移動。
DSC03826.JPGここからは、小さな絵本作家たちの制作タイム。
蓮沼先生に絵本のページ構成などを教えてもらい、絵を描いていきます。
DSC03854.JPG短い制作時間の中ではありましたが、子どもたちは一生懸命に取り組み、それぞれの個性が光る絵本原画が仕上がりました!どのお話も、とっても魅力的です。
DSC03908.JPGDSC03934.JPGワークショップで作成した原画は、後日、蓮沼先生の手によって絵本へと仕上がります。どんな仕上がりになるのか、楽しみですね。

11月の末には完成した絵本がレストハウスに展示されます。
大山崎山荘から生まれた、たくさんのお話を見にどうぞ足をお運びください。


(IK)

展覧会

蓮沼昌宏ワークショップ 関連展示のご紹介 その1

115日、6日に開催するワークショップ「大山崎山荘の小さな絵本づくり」and DOMANIの講師・蓮沼昌宏氏の作品を展示しております。

本日は、本館の展示室2に展示しているキノーラ作品をご紹介します。

DSC03594.JPG

キノーラとは、ハンドルを回して絵や写真をコマ送りし、パラパラ漫画のように鑑賞できる装置です。もともとは19世紀末に、「映画の父」といわれるリュミエール兄弟によって発明されたものです。蓮沼氏はこのキノーラの仕組みをいかした作品を制作しています。

DSC03596.JPG           蓮沼昌宏《ゆきみち》(部分) (2015年)

こちらの展示室では、上についているハンドルを実際に回してお楽しみいただけます。
2015年に制作された《ゆきみち》と、2021年に制作された《拾って投げる》の2作品を展示していますので、ご自分で回す速さを調整しながらご鑑賞ください。

企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」は、1225日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。


TH

イベント&ワークショップ

企画展関連イベント 開催決定のお知らせ

アサヒビール大山崎山荘美術館は、2023年1月21日(土)から5月7日(日)まで、企画展「没後40年 黒田辰秋展 ―山本爲三郎コレクションより」を開催いたします。関連イベントとして、「森見登美彦先生と語る京都の青春、上加茂民藝協団」を実施することとなりました。

企画展「没後40年 黒田辰秋展 ―山本爲三郎コレクションより」関連イベント
森見登美彦先生と語る 京都の青春、上加茂民藝協団

2023年1月27日(金) 14:00-15:30
要予約(抽選:約100名)
◆応募方法など詳細は 決定次第、美術館公式ウェブサイト並びに公式SNSでお知らせします◆

イベント概要
 1927(昭和2)年、黒田辰秋ら20代の若者が、柳宗悦の思想に共鳴して結成した工芸家ギルド、上加茂民藝協団。
 工芸家としての理想と夢に燃えて集った彼らは、上賀茂神社近くで共同生活を送りながら制作活動に邁進する。協団としての活動はわずか2年半で終わりを迎えるが、結成から解散までの体験は、若きメンバーたちにとって濃密で意義深いものであった。
 森見登美彦氏の作品世界に登場する若者たちもまた、京都で悩み多き青春時代を送るなかで、自己、そして友人たちとの対話を重ねながら冒険をしたり失敗をしたり、かけがえのない時間を過ごす。彼らの姿はまさに、およそ100年前の黒田たちもかくやと思わせるものである。
 本イベントでは、京都の青春をテーマの一つに、森見氏と学芸員たちとが座談会形式で自由に語り合う。森見氏の力をお借りして黒田という作家のイメージに新しい光を当てる斬新な試みであると同時に、京都で今この時を過ごす学生や、表現活動を模索している若者たちにぜひ届けたい企画である。

森見登美彦(1979年1月6日生まれ)
作家。京都大学、同大学院修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞受賞。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞、19年『熱帯』で高校生直木賞受賞。『四畳半神話大系』『有頂天家族』など京都を舞台に描いた作品はとりわけファンも多く、映像作品ともども話題に。現在、アニメ映画『四畳半タイムマシンブルース』が劇場公開中。
イオンシネマ京都桂川
https://cinema.aeoncinema.com/wm/katsuragawa/
T・ジョイ京都
https://tjoy.jp/t-joy_kyoto

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