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未来も新しくまた過去も新しい展 講演会
20周年記念スペシャル講演会へのお誘い
明日(23日)16時まで!!大山崎町小学生絵画ギャラリー
未来も新しくまた過去も新しい展 講演会
先日告知した「未来も新しくまた過去も新しい」展の講演会が、おかげさまで3つとも無事終了いたしました。
講師の方々三者三様、異なる切り口からのお話は大変興味深く、驚きと発見の連続でした。
まずは、東京大学名誉教授・印刷博物館館長の樺山紘一氏による「幻の陶磁をもとめて ―近世ヨーロッパの苦闘」です。
私たちが普段なにげなく見ているヨーロッパの陶磁器には、大変な血と汗と涙(?)の物語が隠されているのですね。みなさま展示作品を見る目が変わったのではないでしょうか。
講演会第二弾は、デザイナー・日本デザインセンター代表・武蔵野大学教授の原研哉氏による「未来資源としての美意識」でした。
日本独自の美意識が未来への可能性をひらく、ということを図解や具体例を交えてわかりやすくお話しいただきました。余談ですが、さすがセンスあふれるスライドに眼が釘付けでした・・・。
最後は、東洋美術史学者の田辺勝美氏による「西アジアの酒宴美術史」です。
当館にかかわりの深い「ビール」「ワイン」、それから「酒宴」を美術史学的な観点から論じるという、とてもユニークな内容でした。写真奥に見える、パルミラ遺跡(シリア)の彫像についての秘話も知ることができましたよ!
今年は20周年ということで、幸運にも本当に豪華な講師のみなさまにご講演いただくことができました。
イベントはまだまだ続きます。8月6日(土)、7日(日)の10:30~、12:30~、14:30~には、「夏休み企画 家族で楽しむクラシック音楽」が開催されます。予約不要ですので、ぜひこの機会にお越しください。
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20周年記念スペシャル講演会へのお誘い
ただいま当館では次回展「開館20周年記念 未来も新しくまた過去も新しい ―工芸の名品より」に向けて、職員が大忙しで展示替作業にあたっています。
そんな最中ではありますが、イベントの告知です。
今回、開館20周年ということで、各分野の第一線でご活躍されている「スペシャル」な方々を講師としてお招きして、本館の展示室でご講演いただきます。
◎ 日本の有田焼やヨーロッパのマイセンなど陶磁器が好き
◎ グラフィックデザインなどに興味がある
◎ 西アジアの酒宴を美術史の視点から読み解いてみたい(!)
どれかに当てはまってしまったあなたは、このブログの一番下をチェック☆
(もちろん当てはまらなくてもOK)
こんなチャンスはそうそうありませんよ!
いずれも企画展が始まってすぐに開催されます。いまならまだ間に合います!!
お話を聞いてから作品を見れば、理解が深まり楽しさ倍増間違いなしです。
美術館なんてよくわからない、そんな方も大歓迎ですのでこの機会にぜひどうぞ。
以下、詳細です↓↓↓
【講 演 会】
1.「幻の陶磁をもとめて─近世ヨーロッパの苦闘」
日時: 6 月12日(日) 14:00 - 15:00
講師: 樺山紘一氏(東京大学名誉教授/印刷博物館館長)
会 場: 当館展示室2
2.「未来資源としての美意識」
日時: 6 月24日(金) 14:00 - 15:30
講師: 原研哉氏(デザイナー/日本デザインセンター代表/武蔵野美術大学教授)
会 場: 当館展示室2
3.「西アジアの酒宴美術史」
日時: 6 月25日(土) 14:00 - 15:30
講師: 田辺勝美氏(東洋美術史学者)
会場: 当館展示室2
参加費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要
定員: 各50名、要申込(先着順)
参加受付: 返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号 をご記入のうえ、
「イベント係」まで FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
(と、なっていますが今なら6月12日分を受け付けます)
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします
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明日(23日)16時まで!!大山崎町小学生絵画ギャラリー
このたび当館開館20周年を記念して、大山崎ふるさとセンターで、未来をになう地元大山崎町の小学生が描いた絵画を20点展示しています。
これがまた力作ぞろい!
阪急大山崎駅からすぐそこですので、当館にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
詳細は以下のとおりです。
***
時 間: 9:00-18:00 最終日(4月23日)は16:00まで
場 所: 大山崎ふるさとセンター 一階小会議室 2
大山崎町字大山崎小字竜光3番地
※ 美術館での展示はありません
入場料: 無料
主 催: アサヒビール大山崎山荘美術館
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