スタッフブログ
新緑茶会
早くもGW最終日ですね。いかがお過ごしでしたか?
昨日は、当館の庭園で、大山崎町の茶道サークル「友あそび」さん主催の新緑茶会が行われました。
いつものお庭が一段と晴れやかにみえます。
ちなみに、会場に使われていた東屋は、むかし「芝之茶屋」という和式のお茶室が建っていました。「和式の」とわざわざ言ったのは、当館敷地内に現存するふたつのお茶室は、椅子とテーブルのある立礼(りゅうれい)式だからです。ただいま展示中の、大山崎山荘竣工当時の様子を描いた《大山崎山荘図会》(1932)でその存在を確認できますので、ぜひ探してみてくださいね。「睡蓮が咲いてる!」「ゴルフしてる!」「車が走ってる!」など、なかなか面白い発見満載の絵です。
そこかしこに飾られたお花も、お茶会の楽しみのひとつです。お茶とお菓子は、まさに「新緑」の名にふさわしい彩りですね。
ちゃっかりいただいてしまいました。素敵な催しを、ありがとうございました!
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漱石アンドロイドがやってきました
先週末の14日~16日、ただ今開催中の「漱石と京都」展関連企画として、漱石アンドロイドが当館にやってきました。新聞や、テレビのニュースでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
本企画は、かつて夏目漱石が学んだ漢学塾二松学舎を前身とする、二松学舎大学さん(東京・千代田区)のご協力により実現したものです。登場するやいなや、会場にどよめきが・・・!
当館 館長との掛け合いは、まさに人間そのものでした。視線にご注目を。
通常、館内での写真撮影はできないのですが、今回にかぎり特別にOKでした。
先日の記事でもご紹介したように、102年前の4月15日に夏目漱石がこの山荘にやってきました。その当時、山荘は工事中で、漱石はその完成を見ることなく翌年に没してしまいます。ついに実現することのなかった夏目漱石の再来訪を叶えることができ、大山崎山荘のかつての主・加賀正太郎もきっと喜んでいるのではないでしょうか。なんだか時を超えたロマンを感じますね。
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4/16 本日の桜