スタッフブログ
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」スペシャルギャラリートーク
朝夕はめっきり涼しくなり、秋の深まりを感じる季節となりました。
本日は「谷崎潤一郎文学の着物を見る」の関連イベントとしまして、本展出品作品の監修をされた大野らふ氏にスペシャルギャラリートークをしていただきました。
谷崎潤一郎作品のヒロインたち、またモデルとなった谷崎夫人らのよそおいを再現した展示を前にしながら、お話いただきました。
谷崎自身が物語の中で登場人物たちの着物の好みについて細かく綴っていることに触れられ、これをヒントに今回展示されている着物を揃えたものもあるとのこと。また、小説の端々に表れるヒロインたちの個性から、「この人だったらこのように着こなすだろう」と、想像力も働かせたということです。
大野氏が谷崎文学にとても親しんでおられることが伝わってくるギャラリートークでした。
会場には着物姿のお客様も多く、とても華やかなひとときとなりました。
ご好評をいただいております「谷崎潤一郎文学の着物を見る」は12月2日(日)まで開催しております。
また、本展覧会では山手館の一部を展示替えいたします。
10月16日(火)以降は、新春のよそおいとなった「細雪」幸子、雪子、妙子の着こなしをお楽しみください。
皆様のご来館をお待ちしております。
(K)
「サム・フランシスの世界」講演会
まさしく盛夏、連日厳しい暑さが続いております。
本日は先月7月28日(土)より開催しております
「サム・フランシスの色彩 夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」の関連イベントとしましてセゾン現代美術館名誉館長の難波英夫氏にご講演をいただきました。
生前のサム・フランシスの貴重なお写真をたくさんお持ちいただき、各界のビッグネームと濃密な人脈網の中から生まれる人生と芸術についてお話をいただきました。
サム・フランシスが好きな画家のひとりにモネを上げていたことに触れられ、
クロード・モネとサム・フランシスの二人のペインティング方法が
「絵を描く」のではなく、体全部を使ってアクションとして「絵を作っていく」という、
深い視点での絵の成り立ちの共通点についても重要な示唆をいただきました。
本展覧会では地中館にてモネとサム・フランシスの作品を同じ展示室でご覧いただけます。
色彩だけでなく、描画方法についても着目して比較すると新しい発見があるかもしれません。
ご好評をいただいています「サム・フランシスの色彩 夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」は9月2日(日)まで開催しております。
皆様のご来館をお待ちしております!
( U )
一日館長がやってきました!
今日は、地元の第二大山崎小学校から一日館長がやってきてくれました。
白瀧虎丸くんと大類瑞奈さんです!
まずは、任命式が行われ、その後10時の開館に合わせてお客様をお迎えしました。
最初は緊張のせいか声が少し小さかったですが、お客様と交流し緊張もほぐれたのか最後は大きな声で挨拶できました!!
お迎え後は館長3人で庭園の見回りです。
11時からは、オルゴールの解説と実演を大勢のお客様の前で立派に勤め上げました。
オルゴールを動かすコインの説明をしています。
さて、大仕事の後はお待ちかねのケーキタイムです!
サム・フランシスの色彩展にあわせたリーガロイヤルホテル京都による特製ケーキを楽しんでいただきました
白瀧くんは、モネの庭を、大類さんは、シニャックの水辺を試食していただきました。
この笑顔が美味しさを証明してくれていますね。
最後は館長3人で記念撮影です。
サム・フランシスと色彩展の感想はこちら↓(お二人の文章をそのまま掲載しています)
今日の一日館長の感想はこちら↓(お二人の文章をそのまま掲載しています)
今日は館長のお仕事お疲れさまでした!
是非また遊びにきてくださいね。 (A)