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清宮質文 -限りなく深い澄んだ空気 終了しました
東山魁夷のスケッチ展 3万人目のお客様をお迎えしました!
東山魁夷のスケッチ展 ご紹介その3 & 展示替のお知らせ
清宮質文 -限りなく深い澄んだ空気 終了しました
本日3月8日は、清宮展の会期終了日です。
2月22日より新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から休館中の為、最終日まで展示をご覧いただくことがかないませんでした。
ご来館の計画を立ててくださっていた皆さまには、大変申し訳ございませんでした。
美術館では、次回展に向けて、明日より展示替えの作業に入ります。
再開がかなえば、3月20日(金)から「生誕130年 河井寬次郎展-山本爲三郎コレクション」が始められるよう、準備を進めてまいります。
新型コロナウイルス感染症の不安が無くなり、皆さまをお迎えできる日を楽しみにしております。
季節柄、インフルエンザや花粉症などもございます。皆様どうぞご自愛ください。
*ご注意*
展示替え期間中は庭園にもお入りいただけません。
庭園閉門期間:3月9日(月)~3月19日(木)
春を告げる小さなヤマブキが咲き始めました。
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東山魁夷のスケッチ展 3万人目のお客様をお迎えしました!
寒さがまし、とうとう冬がやってまいりました。
12月1日の東山魁夷展の最終日に向けて、紅葉は一気に進み、見ごろを迎えるなか、11月30日には、なんと3万人目のお客様をお迎えすることとなりました。
姉妹で神戸からお越しのお二人組のお客様です。
本館前でセレモニーをさせていただきました。
紅葉とともに、記念撮影。東山魁夷がお好きで展覧会を巡られておられるとのことで、当館の企画もお楽しみいただければ幸いです!
そして、「東山魁夷のスケッチ -欧州の古き町にて」 は、12月1日をもちまして終了いたしました。
ブログの更新がシステムの関係上で遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
12月2日から12月13日までは展示替えのため、休館となりますのでご注意ください。
次回企画展は12月14日から「清宮質文 -限りなく深い澄んだ空気」がスタートします。
皆様のご来館を心よりおまちしております。
(IK)
東山魁夷のスケッチ展 ご紹介その3 & 展示替のお知らせ
「東山魁夷のスケッチ ―欧州の古き町にて」はおかげさまで大変ご好評をいただいております。
本日は展覧会のご紹介第3弾です!
先日の第2弾では北欧の旅をご紹介いたしました。それから7年後の1969年、東山魁夷は京都を主題にした連作や、新宮殿の壁画の制作を終え、夫人をともなってドイツ・オーストリアの旅へ出かけます。
魁夷がドイツを訪れるのは留学以来、実に36年ぶりのことです。第二次世界大戦を経たドイツの古い町の面影が今もなお残っているのか、懐かしい気持ちと同時に不安を抱えながら、再びドイツの町を訪れました。
魁夷は、観光化された美しい町並みに限らず、小さな古い町を好み、描いて回りました。窓から漏れる灯火や、窓辺を飾る花々の描写には、単に町のすがたを描きとどめようとしていたのではなく、そこで暮らす人々の生活の温もりにも心を寄せていたことがうかがえます。
ヨーロッパの町を取材する作品には、その地ならではの趣向の凝らされた看板とその奥にたたずむ町や、切り取るように正面からとらえた窓が印象的に描かれています。窓枠を隔てて見える景色は、魁夷が旅人として感じた疎外感が時として漂います。
魁夷が画家の目でみたヨーロッパの風景を展示室内にてどうぞお楽しみください。
最後に、展示替のお知らせです。
展覧会は期間を前期・後期に分け、資料類と本制作を除きほとんどの作品を入れ替えます。前期・後期を合わせると、約100点のスケッチ作品をご覧いただくことができます。
前期は10月27日(日)まで、残すところあと9日となりました。前期期間はおもに北欧の作品でスケッチ・習作と本制作を見比べてご鑑賞していただくことができます。ぜひお見逃しなく!
そして後期は10月29日(火)から開幕します。
魁夷の欧州の旅、引き続きお楽しみください!
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)