スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
コレクション 春 ―所蔵作品による名品展 ご紹介その3
本日は、現在開催中の「コレクション 春 ー所蔵作品による名品展」についてご紹介します。
「水をめぐる情景」がテーマになっている地中の宝石箱(地中館)では、作品と展示室全体がひとつの空間になっています。まるで自然に囲まれた建物の中から、外の景色を眺めているようです。
その中から1点ご紹介します。
ポール・シニャック《ヴェネツィア》 (1908年)
建築家を志していたポール・シニャックは、モネの作品に感銘を受けて画家を目指します。スーラと出会い、彼の科学的な点描技法を採用しますが、スーラの死後、点描から方形のモザイクのような筆触に変わり、また色同士が重なることを避けるため白い隙間をあける方法を取り入れ、装飾性のある独自の作風を確立させます。
シニャックはヨットを自分で操縦して各地を旅し、数々の風景画を残しました。
ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を運河からとらえた本作は、晴れた空が水面に映り、たわんだ帆の様子からさわやかで心地のよい風を感じます。
「コレクション 春 ―所蔵作品による名品展」は、7月3日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
きょうの庭園情報 2022年5月26日
睡蓮が咲き始めました
庭園では睡蓮が咲き始めています。
5月14日に今年最初の開花をブログでお伝えいたしましたが、
今朝は3輪の薄いピンク色の花を地中館横の池で確認しました。
これからだんだんと睡蓮の見ごろのシーズンに入ります。
カキツバタ(アイリス)も見ごろを迎えています。
現在、美術館の「地中の宝石箱」地中館ではクロード・モネの描いた《睡蓮》を2点と、《アイリス》を展示しております。
モネの眼を通して描かれた《睡蓮》と、庭園で咲く《睡蓮》の競演をお楽しみいただけるベストシーズンがやってきました。
「コレクション 春 ー所蔵作品による名品展」は、7月3日まで開催いたします。美術館の庭園に花々が咲き誇る春から、池が睡蓮で満ちる初夏のころ、遺された貴重な建築物や美しい風景とともに、珠玉の逸品をお楽しみください。
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