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スタッフブログ

アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。

季節の庭園

黄緑色の光

展覧会

漱石と京都展 1万人目のお客様

展覧会

明日23日はいいことあるかも?

季節の庭園

黄緑色の光

桜や紅葉の美しさは言うまでもないことですが、実は隠れた人気を誇るのが新緑の季節です。
なにがいいって、光の色が違うんです。
薄いライトグリーンのヴェールを透過した太陽光が、庭園だけでなく、建物の隅々にまで行きわたって、美術館全体がぱあ~っと黄緑色に染まるんです。本当ですよ。

IMG_0605.JPG

まだ柔らかい若葉から光が透けて見えるのがわかりますか?
睡蓮池のほとりにある藤棚は、ジヴェルニーのモネの庭を思わせます。
花はあっという間に終わってしまうので、見られるチャンスは今だけです。

さて、ここから屋内の光を見てみましょう(! 館内は写真撮影できません)。

IMG_0572.JPG同じく睡蓮池のほとりには、安藤忠雄設計による地中館があります。
鏡のようになめらかな打ちっ放しのコンクリートが、黄緑色を映し出していますね。
時間帯によっては、天井のコンクリートに水面がゆらゆら映って、まるで水の中を歩いているような錯覚におそわれます。

IMG_0576.JPG本館のサンルームのレースカーテンの向こう側には、楓が広がっています。
朝の清々しい光は格別ですよ。

IMG_0592.JPG黄緑色の光は、屋内にも深く差し込んできて、黒い木材に映り込みます。
春は、お部屋の中にもやってくるんですね。

IMG_0599.JPGガラスや・・・

IMG_0586.JPG

池の水にも容赦なく黄緑は入り込んできます。
もっと撮影が上手ければよかったのですが・・・。本物の美しさはこんなものではありません。

日々の喧騒を離れて「自分も黄緑色に染まりたい!」という方はぜひ当館へ。
ただし、鳥たちのテンションが非常に高い時期ですので、少々うるさいかもしれません。

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展覧会

漱石と京都展 1万人目のお客様

昨日予告して早々に、「漱石と京都」展は1万人目のお客様をお迎えいたしました。

その幸運なお客様は・・・IMG_0535.JPG

こちらの母娘おふたりでした!
当館の副館長、事務長と記念撮影をしました。

大山崎とは川の対岸にあたる淀からいらっしゃったとのことです。
本日は初めてのご来館とのこと、良い天気に恵まれてなによりでした。
母娘で休日に美術鑑賞とは、なんて素敵なんでしょう。
良い一日を♪

(A)

展覧会

明日23日はいいことあるかも?

早いもので、「生誕150年記念 漱石と京都ー花咲く大山崎山荘」展が始まって1か月あまりが経ちました。

おかげさまで企画展はご好評につき、おそらく明日、ご来館者様1万人に達しそうな勢いです。
運よく1万人目にあたった方には、なにかいいことがあるかもしれませんよ。

みなさまのお越しをお待ちしております!

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