スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
開館まであとわずかになりました
当館は9月15日(金)まで次回展準備のため休館しております。それに伴い、庭園も閉鎖しております。
さて、長い間お休みしておりました当館ですが、ついに9月16日(土)に開館いたします!!
そして、9月16日より12月10日まで、企画展「有元利夫展 -物語をつむぐ」を開催いたします。
有元利夫(1946-1985)は、将来を期待されていた芸術家でしたが、38歳という若さでこの世を去りました。
しかし、その独特の存在感あふれる絵画・版画などの作品は多くの人に愛され、没後30年を経た現在でも、ますますその評価を高めています。
有元氏の作品はどこか懐かしげで、山荘の雰囲気とも非常にマッチしていると思います。
また喫茶室では、恒例のカフェ企画として、リーガロイヤルホテル京都さまが本展のために考案したスイーツを会期中限定でご用意いたしておりますのでお楽しみに★
これから紅葉の季節になり、美術館の周辺も一層華やぎます。
ぜひ、美術と建築・自然が調和した環境のなかで深まる秋の時間をお過ごしくださいませ。(Y)
水の中のいきもの
当館はただいま大規模修繕工事のため休館中です。しかし、当館の見どころの一つである庭園はいつも通りご覧いただけます。ぜひ、お越しください。
開園時間は午前10時‐午後5時です。
但し、月曜日(祝日の場合は翌日)は閉鎖しております。
開放は8月31日(木)まで行っておりますが、以降は9月15日(金)まで次回展準備のため庭園も閉鎖しております。
8月に入り、厳しい暑さが続いていますね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は水の中の生き物にスポットを当てたいと思います。
お庭に行くと、どうしてもお花や木々に目がいきますよね。
でも、少しその目線を下に向けてみてください。
何がいるでしょう?
なんと・・・
エビ!!
・・かと一瞬思いましたが、ザリガニですね。(エビだったら更に面白いのですが・・・)
小さなザリガニが隅っこにじっとしていました。
すばやくて写真に収めることができなかったのですが、
近くには小さな小さなお魚が何匹もいました。
そして周りを見渡すと・・・
かわいらしい小さな鯉の稚魚が泳いでいました。
金魚と間違えそうなすがたをしていますね。
カメラを向けると、恥ずかしいのか、
すぐ隠れてしまうので撮影するのに苦労しました。
家族でしょうか。
みんなでよりそって泳ぐ姿は、ほんとうに愛らしく、
暑さもそっちのけで見入ってしまいました。
今は、睡蓮も休み休みその花を咲かせています。
花だけではなく、たまに水の中を覗いてみてください。
きっと、いろいろな発見がありますよ☆ (Y)
ナツハゼの実がなっています
ただいま大規模修繕工事のため休館となっている当館ですが、庭園はいつも通りご覧頂けます。ぜひ、お越しください。
開園時間は、午前10時~午後5時です。
但し、月曜日(祝日の場合は翌日)は閉鎖しております。
開放は8月31日(木)まで行っておりますが、以降は9月15日(金)まで次回展準備のため庭園も閉鎖しております。
さて、ナツハゼ(夏櫨)を皆さんはご存知でしょうか。
ナツハゼは日本の平地に自生する植物ですが、なんとブルーベリーの仲間でもあるんです。
現在はすでに果実の段階ですが、赤みを帯びた鐘形の花を咲かせます。
日光の当たる面は赤黒くなってきていますが、まだ裏面は緑色ですね。
これが9月、10月になるにつれ、どんどん黒くなってきます。
庭園にお越しの際は、ぜひ色の変化にも注目してみてくださいね。
またナツハゼは、分かりにくい場所にあります。宝探し気分で探してみてはいかがでしょうか。(Y)