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丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展

―追憶のオルソン・ハウス

[前期] 2024年9月14日(土)-10月27日(日) / [後期] 2024年10月29日(火)-12月8日(日)

アサヒグループ大山崎山荘美術館は、2024年9月14日(土)から12月8日(日)を2期に分けて、企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展 ―追憶のオルソン・ハウス」を開催いたします。
 アンドリュー・ワイエス(1917–2009)は、アメリカの国民的画家として知られます。ニューヨーク西方のペンシルベニア州に生まれ、生涯の多くの時間を故郷と、アメリカ最北東部のメイン州で過ごし、それらの風景とそこに生きる人々を描きました。とりわけ、《クリスティーナの世界》(1948年)は、20世紀のアメリカ美術を代表する傑作として高く評価されています。
 1939年、ワイエスは自身の別荘があるメイン州でクリスティーナ・オルソンと弟アルヴァロに出会います。ふたりと、彼らの住む築約150年の古い屋敷にひかれ、画家は30年にわたり同家を訪れ交流をもちました。この「オルソン・ハウス」を舞台に《クリスティーナの世界》をはじめとする数々の名作が描かれました。
 本展では、埼玉県朝霞市にある丸沼芸術の森が所蔵する、《クリスティーナの世界》習作を含むアンドリュー・ワイエスの貴重な水彩・素描コレクション約60点により、ワイエスが見つめつづけたオルソン・ハウスとそこにまつわる記憶をたどります。

 

会期

前期:2024年9月14日(土)–10月27日(日)
後期:2024年10月29日(火)–12月8日(日)
午前10時~午後5時
※最終入館は午後4時30分まで
※前期・後期で作品を入れ替えます

休館日

月曜日(ただし、9月16日・23日、10月14日、11月4日の祝日・休日、
および11月18日・25日、12月2日は開館)、祝日・休日の翌火曜日

主催

アサヒグループ大山崎山荘美術館

特別協力

丸沼芸術の森

入館料

一般1,300円(団体:1,200円)
高・大学生500円(団体:400円)
中学生以下無料
障害者手帳をお持ちの方300円             

※団体:20名以上
※価格は全て税込表示です

後援

京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、NHK京都放送局、エフエム京都

主な展示作品

《オルソンの家》1969年[通期]
丸沼芸術の森蔵
© 2024 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo E5641
《クリスティーナの世界》習作 1948年[通期]
丸沼芸術の森蔵
© 2024 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo E5641
《オルソンの家の秋》1941年[後期]
丸沼芸術の森蔵
© 2024 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo E5641
《オルソン家の納屋の干し草置き場》 1966年[前期]
丸沼芸術の森蔵
© 2024 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo E5641
《パイ用のブルーベリー》習作 1967年[通期]
丸沼芸術の森蔵
© 2024 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo E5641
《納屋のツバメ》(《さらされた場所》習作)1965年[後期]
丸沼芸術の森蔵
© 2024 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo E5641

ポスター・フライヤー

関連企画

申込受付終了

講演会「アンドリュー・ワイエスとオルソン・ハウス」

※定員に達したため受付を終了致しました。誠に申し訳ございませんが、ご了承ください。

日程

2024年10月5日(土)13:30–15:00

講師

高橋 秀治氏(豊田市美術館館長)

対象

中学生以上

定員

50名(要申込、先着順)  

内容

生前のアンドリュー・ワイエスと親交があり、日本におけるワイエス研究の第一人者である高橋秀治氏に、画家の人生と作品、そして画家にとってのオルソン・ハウスについてお話しいただきます。

会場

大山崎ふるさとセンター
https://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/annai/kikakuzaisei/furusatocenter/oyamazakifurusatocentar/14.html
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3
(阪急大山崎駅から徒歩1分、JR山崎駅から徒歩3分)
※美術館が会場ではありません

参加費

無料

申込方法

下記申込フォームよりお申込みください。
https://form.run/@oyamazaki-wyethsevent-1

※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします

申込受付終了

ギャラリートーク

日程

2024年11月2日(土) ①11:00–12:00/②14:30–15:30

講師

中村 音代氏(丸沼芸術の森アンドリュー・ワイエスコレクション担当学芸員)

対象

中学生以上

定員

各回10名(要申込、抽選)

申込方法

下記申込フォームよりお申込みください。
https://form.run/@oyamazaki-wyethevent-2

※申込は1回につき1名様のみ
※申込受付期間:2024年10月10日(木)まで
※対象は中学生以上
※当選された方へのみ10月17日(木)前後にご連絡いたします
(当選された方には2024年10月17日(木)にメールでご連絡済)

カフェ企画 特製スイーツ

会期中、当館喫茶室で展覧会イメージに合わせた、リーガロイヤルホテル京都による特製オリジナルスイーツを提供いたします。

The Olsons’ Blueberries ~クリスティーナのおもてなし~

オルソン家を訪れたアンドリュー・ワイエスのために、クリスティーナ・オルソンはいつも、弟のアルヴァロが育てたブルーベリーを使ったパイを作っていました。彼らのあたたかな交流がうかがえるエピソードをもとに考案したのは、パート・ブリゼ(練パイ生地)に濃厚なクリームチーズ、甘酸っぱいブルーベリージャムを重ねたスイーツです。往時のオルソン家でワイエスが過ごしたひとときに、思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。


Wyeth's Hometown Apples ~ワイエスのお気に入り~

アメリカのペンシルベニア州に生まれたワイエス。生家の広い庭には多くのりんごの木があり、母親の作ったアップルパイが大好きだったといいます。そのような画家の好物をイメージして、果肉感たっぷりのりんごジャムを贅沢に敷き詰めたスイーツを作りました。パート・ブリゼの上にコクのあるアーモンドクリームを絞り、層ごとの食感の違いも楽しめるように仕上げています。どこかホッとするような懐かしさも感じられる一品です。


VODKA Time ~ワイエスのウォッカタイム~

ワイエスは夕食前によくウォッカを嗜んでいました。コップの中にウォッカと氷、スライスしたオレンジを入れる飲み方が定番だったようです。そのレシピを参考に、ウォッカと皮付きのオレンジを使って、爽やかな飲み口が特徴のオリジナルカクテルを作りました。画家が自ら「ウォッカタイム」と称したひとときを、当館喫茶室でぜひご堪能下さい。


※アルコール度数が高めの商品です。
※おひとり様一杯限りとさせていただきます。


提供期間

展覧会会期中

協力

リーガロイヤルホテル京都

料金

スイーツ単品 各900円
VODKA Time ~ワイエスのウォッカタイム~ 900円
 
スイーツ・ドリンクセット 100円引き
(ドリンクは喫茶室メニューの中からおひとつお選びください)
※ 税込、美術館入館料は別途必要


喫茶室メニューはこちらから

※ニッカウヰスキー90周年と連動し、期間限定でハイボールもご用意しています
 ブラックニッカクリアハイボール グラス/250ml 700円(アルコール度数9%)

作品リスト