スタッフブログ
アサヒグループ大山崎山荘美術館のスタッフが交代で山荘の日々を綴るブログです。展覧会に関する内容や山荘のこと、四季の庭園についてなど、美術館のさまざまな情報をスタッフがご紹介します。イベントの最新情報もこちらでチェックしてください。
クリスマスウィークスペシャルコンサート
肌寒くなってきましたが、もうすぐクリスマスです。
当館では、12月22日から24日までの3日間、
クリスマスウィークスペシャルコンサートを開催致します。
当日は本館の展示室2にて、
京都市立芸術大学音楽学部の若手演奏家による
コンサートを日替わりでお楽しみいただけます。
3日間のプログラムは、以下の通りです。
サックス二重奏
2017年12月22日(金)
①10:30- ②12:30 - ③14:30 -
弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)
2017年12月23日(土・祝)
①10:30 - ②12:30 - ③14:30 -
フルート三重奏
2017年12月24日(日)
① 10:30 - ②12:30 - ③14:30 -
クリスマスは美術館で特別な時間をお過ごしください!
※なお、コンサートは無料ですが、入館料が別途必要です。(KO)
濱田庄司展がはじまりました
12月16日から濱田庄司展がはじまります
2017年12月16日(土)から2018年4月8日(日)まで、
濱田庄司(1894-1978)の没後40年を記念し、
「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」を開催いたします。
濱田は大正から昭和にかけて、生活に根ざし、
重厚で力強さに満ちた作品を多く生みだしました。
東京工業高等学校を卒業した濱田は京都市陶磁器試験場に入所します。
その後、バーナード・リーチとともにイギリスに渡り、3年間作陶に励みました。
帰国後は栃木県芳賀郡益子町で制作を続け、
沖縄に長期滞在し作陶することもありました。
濱田と、民藝運動の支援者であった、
アサヒビール初代社長・山本爲三郎との出会いは、
20代はじめとはやく、それから半世紀以上にわたり親交を温めました。
本展では、山本家から当館に寄贈され、
開館以来当館所蔵品の軸である山本コレクションを中心に、
濱田の初期から晩年までの作品約100点をご紹介し、その陶歴をたどります。
ミュージアムショップでは本展覧会にちなんで
濱田庄司が制作した作品を本展会期中にかぎり特別販売いたします。
この《鉄絵黍文皿》を含む皿や花瓶など
貴重な作品全6種類をお蔵出しいたします。
どうぞお見逃しなく!
(KO)