スタッフブログ
大山崎山荘ファミリーツアーを行いました
イベント「寬次郎のうつわでたのしむ茶話会」を開催しました
大山崎山荘ツアー(山荘を感覚でたのしむ)を開催しました
大山崎山荘ファミリーツアーを行いました
2026年7月25日と8月8日の2日間、「大山崎山荘ファミリーツアー」を開催しました。
本ツアーは、当館が実施している出張授業「ミュージアムスタートプログラム HOP・STEP・MUSEUM!」の4年生の授業フォローアップイベントとして企画したものです。今回は一般公募枠も設け、多くの方にご応募いただきました。ご応募くださった皆さまに心よりお礼申しあげます。
当日は各回15名、計9家族の皆さまにご参加いただきました。
ツアーは、3つのミッションに挑戦しながら庭園や本館をめぐるオリエンテーリング形式で実施しました。小学4年生を中心とした子ども向けの内容でしたが、ご家族で協力しながら楽しく取り組んでいただきました。
ミッション1
1932年に描かれた《大山崎山荘図絵》のなかにある、3つのポイントをチームごとに探しました。100年近く前の絵の中に描かれた場所は、今どうなっているかを比較鑑賞します。それぞれのポイントでは、「家族写真を撮影する」などのミッションにも挑戦しました。
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ミッション2
古写真を手がかりに、本館「大山崎山荘」をツアー形式で探検しました。現在の建物と昔の様子を見比べながら、山荘の歴史や魅力について理解を深めました。
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ミッション3
普段は公開していないエリアを特別に見学し、茶室や作品を間近で鑑賞しました。
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参加者アンケートには、
「初めて知ることばかりで、大山崎山荘への興味が湧きました。」
「何度も訪れていますが、解説を聞きながら見学すると何倍も面白かったです。子どもも普段の美術館見学以上に熱心に参加していました。」
「夏の家族の思い出になりました。」
といった嬉しいご感想が寄せられました。
開館前の早朝からご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
また、残念ながら抽選の結果ご参加いただけなかったご家族の皆さまにも、ご関心をお寄せいただきましたことに心より感謝申しあげます。
今後も皆さまにお楽しみいただける企画を実施してまいります。次回の開催もどうぞご期待ください。
(IK)
イベント「寬次郎のうつわでたのしむ茶話会」を開催しました
7月31日(金)、企画展「河井寬次郎と濱田庄司」関連イベント「寬次郎のうつわでたのしむ茶話会」を開催しました。
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講師は河井寬次郎記念館の学芸員であり、寬次郎のご令孫でもある鷺珠江(さぎたまえ)氏です。
本館2階喫茶室で、午前・午後の2回にわたり、河井家の飾らない「家庭茶」を再現していただきました。
当日はまず、河井寬次郎作のうつわを使ったくじ引きからスタート。
参加者のみなさまには自己紹介をしていただき、お互いの距離が少し縮まったところで、茶話会がはじまりました。
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一服目は、くじの番号順にお好きな抹茶碗を選び、鷺さんがお一人ずつお抹茶を点ててくださいました。
二服目は順番を逆にして再び抹茶碗を選び直し、異なるうつわでお茶を味わいます。
お茶菓子として最初に出されたのは、松江の老舗和菓子店・三英堂の「日の出前」。
実はこの名前をつけたのは河井寬次郎なのだそうです。
そのほか、棟方志功がラベルを手がけた「御池煎餅」、黒砂糖、大徳寺納豆などもならび、
ひとつひとつのお菓子を味わいながら、お茶とのとり合わせをたのしみました。
最後は小倉山荘のおかきと、河井寬次郎の湯のみでいただく冷茶で締めくくられました。
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午前のお抹茶は一保堂、午後は島根県安来産のお抹茶です。
みなさまがお召しあがりになったのは、どちらだったでしょうか。
この日の参加者のみなさまは、関西圏だけでなく東京や宮崎県からもご来館くださり、年齢やご経験もさまざま。
初対面同士とは思えないほど和やかな雰囲気のなか、うつわを通じた交流の輪が広がっていました。
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また、本イベントの大きな魅力のひとつは、河井寬次郎のうつわに実際に触れられることです。
作品を手にとり、釉薬ごとの手触りや、晩年に多く見られる「筒描(つつがき)」のやわらかな線の起伏を指先で感じることができました。
鷺さんは、午前・午後それぞれ20杯ものお抹茶を点てながら、うつわの見どころや寬次郎と民藝運動の仲間たちとの交流、
ご家族だからこそ知る思い出話などをたっぷりと紹介してくださいました。
参加者のみなさまも、ひとつひとつのお話に引き込まれるように耳を傾けておられました。
最後には、「もし今日、一つだけもらえるならどのうつわを選びますか?」というユニークな問いかけも。
みなさま思い思いにうつわを眺めながら、真剣に選んでおられた姿が印象的でした。
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参加者のみなさまからは、「楽しい時間だった」「河井寬次郎の表現の歴史が分かった」「はじまる前は緊張するかなと思っていたけど、皆でお茶をいただくことで気分がほっとした」「ガラスケースの中に入れてみるのではなく、実際に生活のなかで使ってみることで、抹茶の色の映え方とか、良さがもっと分かる」といったご感想をいただきました。
河井寬次郎が大切にしていた暮らしやお茶の時間、そしてうつわの魅力を、みなさまに少しでも身近に感じていただけていたらうれしく思います。
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「共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」の関連イベントは今回で終了となりますが、当館では今後も展覧会にあわせた催しを企画してまいります。
今後もどうぞご注目ください。
(TY)
大山崎山荘ツアー(山荘を感覚でたのしむ)を開催しました
2026年6月24日(水)と26日(金)に大山崎山荘ツアー(山荘を感覚でたのしむ)を開催しました。
このツアーは、ガイドの解説とあわせて、体の感覚を使って建物と作品を鑑賞するツアーです。
お身体の状態にかかわらずご参加いただけるよう、開館前の時間に駅からバスで本館入口前までお連れしたのち、普段は入ることのできないテラスからスタートしました。
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深呼吸をし、身体をリラックスさせた後、時間をかけて風景の中にある光や音を観察します。
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24日はあいにくの大雨でしたが、雨に濡れた木々の緑や、雨音も格別でした。
26日は曇りのち晴れとなり、鳥の鳴き声や魚のはねる音などたくさんの発見がありました。
そのあとは質感をテーマに、築約100年の本館・大山崎山荘を見学しました。
開館前の山荘内にひろがる音や光・質感など、いつもとは少し視点を変えて館内をご案内します。
その後、地中の宝石箱(地中館)へ移動し、モネの描いた《睡蓮》を全員で鑑賞しました。
作品の中にあるたくさんの色をはじめ、描かれた日の天候や気温、画面で描かれていない池の周りの風景まで、参加者のみなさんで発見と想像を共有しながら、鑑賞をたのしむことができました。
お客様のアンケートからは、
「説明がよくわかった。睡蓮の前で深呼吸していると水の音がだんだん増えていった。睡蓮の絵に対するいろいろな感想を聞いてイメージが広がった」
「台風が接近する雨模様でしたが、しっとりとした空気や山や水の匂いを感じられて、むしろ『当たり』だったかもしれません」
といったお声をいただきました。
ご参加いただきましたみなさま、また、ご関心をお寄せいただきましたみなさまに感謝申しあげます。
この山荘を感覚でたのしむツアーは睡蓮が咲きはじめるころ、年に1度の開催を予定しています。
また来年の開催をご期待ください。
(IK)

