スタッフブログ
ギャラリートークを開催しました
大山崎山荘ツアー② 山荘を感覚でたのしむ を開催しました
「大山崎山荘ツアー①意匠と風景をたのしむ」を 開催しました
ギャラリートークを開催しました
現在、企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
昨日、展覧会関連イベントといたしまして、当館学芸員によるギャラリートークを行いました。![]()
時代背景とともに、民藝運動に関わった作家同士の関係性を解説しました。人との関わりから生まれた作品にも触れ、鑑賞の楽しみ方が広がったのではないでしょうか。
暑い中お集まりいただいたみなさま、ありがとうございました。
企画展「つながる民藝 縁ぐるり ―山本爲三郎コレクションより」の会期は、のこすところあと2週間になりました。
会期終了後は、施設改修のため2か月以上休館いたします。
庭園のスイレンやアジサイもまだまだ見ごろですので、ぜひこの機会にお越しください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)
大山崎山荘ツアー② 山荘を感覚でたのしむ を開催しました
2025年6月11日に「大山崎山荘ツアー② 山荘を感覚でたのしむ」を開催しました。
開館前の静かな時間に、1階テラスに設置した特別席からスタートです。
まずは呼吸を整え、体をリラックスさせながら、感覚をほぐしていきます。
この日は雨で、本館1階沿いの池では真っ白なスイレンが一輪だけ咲いていました。
「音」や「光」「触り心地」「温度」など実際に感じたり想像しながら、ゆっくりと時間をかけて風景を観察します。
感覚を研ぎ澄ませ、ツアーに出発です。
本館内に使われている木材や石、ガラスなどの質感に注目し、それぞれの部屋を見学します。
参加者の皆さんからも、素材や意匠に関する質問が出ていました。![]()
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地中の宝石箱(地中館)へ移動し、建物に反響する音に耳を澄ませ、ゆっくりと階段を降りて展示室へ向かいます。
階段横と突き当たりの窓からは池が見え、満開のスイレンが望めました。![]()
展示室では、全員でモネの描いた《睡蓮》を「音」や「光」をキーワードに鑑賞しました。
「水面の色から、夜明けに描かれた睡蓮のように感じる」「縦に入った筆致から、雨の日を描いたのではないか。雨の音が聞こえてきそう」「塗り残した白い部分が強い光のように感じられる」など、対話の中で、一枚の絵の中にさまざまな想像が広がりました。![]()
本館2階では、ステンドグラスや照明の光を楽しんだあと、1895年頃に製造されたアンティークオルゴールの音に耳を傾けました。
130年ほど前から変わらぬ音を響かせているディスクオルゴールです。
今月の曲目は「ローエングリン」です。
ディスクが一周して動きが止まったあとも、曲の余韻までたっぷりと鑑賞できました。![]()
雨の日の開催となりましたが、参加者アンケートからは「雨音やにおいがさらに五感を楽しませてくれました」「とても美しいゆったりとした気分で記憶に残る一日でした」など、嬉しいお声をいただきました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
また、たくさんのご応募、ご関心をお寄せいただきました皆さまに感謝申しあげます。
次回の開催をお楽しみにお待ちください。
(IK)
「大山崎山荘ツアー①意匠と風景をたのしむ」を 開催しました
2025年5月27日に「大山崎山荘ツアー①意匠と風景をたのしむ」を開催しました。
今回のガイドツアーは、通常撮影のできない館内を特別にお撮りいただくことのできるツアーです。
開館前のはやい時間からのスタートにもかかわらず、当選された参加者全員がご参加くださいました。
まずは皆さんと一緒に、庭園のフォトスポットをまわり、本館へと向かいます。
いざ、館内へ。
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当館では通常、大きく3つの理由から撮影をご遠慮いただいています。
①【文化財や作品を守る】建物や作品を良い状態で未来へ残すため
②【鑑賞環境を守る】どなたにも、気もちよく鑑賞していただくため
③【人を守る】鑑賞者の安全を守るため、また、作者や著作権者の権利を守るため
ツアー内では建物の解説とあわせて、作品や建物の保護や著作権への配慮についてご協力を仰ぎながら、撮影をお楽しみいただきました。![]()
皆さま、当館職員の解説に熱心に耳を傾けながら、館内のさまざまな意匠を写真に収めておられました。![]()
締めくくりは、喫茶室テラスから絶景の眺めを楽しみ、集合写真も撮影しました。
最後に大きな拍手を頂き、ツアーは終了。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
また、たくさんのご応募、ご関心をお寄せいただきました皆さまに感謝申しあげます。次回の開催をお楽しみにお待ちください。

