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季節の庭園

半夏生が見頃です

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紫陽花の季節になりました

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睡蓮開花状況

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半夏生が見頃です

梅雨入りしまして、当館のお庭も梅雨の草花があちこちで見られるようになりました。
本日は半夏生(ハンゲショウ)をご紹介します。

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写真一番手前、膝ほどの高さの植物がハンゲショウです。池には睡蓮、その奥にアジサイも見えますね。
どれもただいま見頃を迎えております。
半夏生は、夏の頃に稲穂のような小さな花をつけるのですが、開花時期にあわせて花周辺の葉が白く色づくのが特徴で、
おしろいをした様子に見えることから半化粧という字をあてることもあるようです。

DSC01931 .JPG

花自体は小さくてじっくり観察したくなるほどですが、晴れの日はもちろん、雨の日でも白い葉は目を引きますので、ぜひ葉っぱを目印に探してみてください。

ハンゲショウの咲くころに降る雨のことを半夏雨といい、この花の名前がとられたそうです。梅雨の花らしいエピソードですね。
雨の日は急ぎ足になってしまうことが多いのですが、梅雨限定の景色を楽しめる絶好の機会でもあります。
雨でしっとりとした当館のお庭の風情も素敵ですので、ぜひゆっくり散策なさってください。

※ハンゲショウは水辺で育ちますので、ご鑑賞の際はお足もとにお気をつけください。

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紫陽花の季節になりました

暑くなったと思えば急に寒くなったりと気候の変動が激しいこの頃ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
6月に入り、もうそろそろ梅雨入りも間近ですね。

梅雨の時期に咲くお花といえば、紫陽花です。
当館には、美術館の入り口近くの水辺と庭園の睡蓮の池付近に紫陽花がありますが、
ただいま美術館入口付近の紫陽花が見頃を迎えています。

DSC01897.JPGこれは紫陽花の中でも「額紫陽花(ガクアジサイ)」という種類です。
実は、中心の蕾のような部分がお花で、逆にお花ととらえがちな部分はガク(葉が変化したもの)なのです。
この、中心のお花を飾っているようなガクの様子が額縁にみえることから、
「額紫陽花」と名付けられています。

DSC01898.JPG通常よく目にする紫陽花も魅力的ですが、こちらもとっても可愛らしいですよね。
ちなみに花言葉は「謙虚」だそうで、その名の通り美術館でもひっそりとその花を
咲かせています。

DSC01899.JPG美術館にお越しの際は、ぜひ紫陽花にも目を向けてみてくださいね。(Y)

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睡蓮開花状況

今月半ばに開花宣言をしました、当館の池の睡蓮が咲きそろい始めています。
池の表面が切れ込みの入った丸い葉で覆われて、その隙間にいくつも白い可憐な花が見えます。

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天気の良い日などは、明るい日差しに白い花が光ってまばゆいほどですが、満開の睡蓮をご鑑賞予定のお客様はぜひお昼ごろまでにお越しください!
睡蓮はその字の通り、朝に開いて夕方には眠るように花を閉じることを数日繰り返します。15:00を過ぎると早い花は閉じかかってしまいます。

なお、当館の地中館展示室では所蔵の中から、クロード・モネ(1840~1926)の《睡蓮》を常時2点以上展示しております。
現在展示中の作品《睡蓮》(1914~1917)は、白い睡蓮が画面に大きく描き出され、筆のタッチやサイズに圧倒されます。
当館にご来館の際は、世界的巨匠のモネの作品とともに、彼を魅了した睡蓮の景色にもぜひ触れてみてください。