展覧会
丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス ご紹介その2
現在、企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス」を開催中です。本日は、「夢の箱」(山手館)の展示をご紹介します。
ワイエスは、のちに妻となるベッツィ・マール・ジェイムズを介して、オルソン・ハウスに住むクリスティーナとアルヴァロの姉弟と知り合います。姉弟の人柄と彼らが住む荒涼とした家屋のたたずまいに惹かれたワイエスは、この地に通いはじめます。やがてオルソン・ハウスの2階の一室をアトリエとして使い、この家と姉弟を描くようになります。
第2章では、オルソン・ハウスをさまざまな角度から描いた風景画を展示しています。
姉のクリスティーナは先天性の病気のため、手足が不自由でした。弟のアルヴァロは姉を支えながら暮らしていましたが、負担が大きく、畑では野菜より手がかからないブルーベリーを栽培するようになります。本展ではそのようすを描いた作品もご覧いただけます。
企画展「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス展―追憶のオルソン・ハウス」は、12月8日(日)まで開催中です。展示は[前期]と[後期]に分かれており、[前期]は10月27日(日)までです。[後期](10月29日(火)~)では一部を除き、前期とは異なった作品がご覧いただけます。
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本展は、おかげさまで多くのお客様にご来館いただいております。
平日の15時以降にご来館いただくと、比較的ゆったりとご覧いただけます。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)