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「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」ご紹介 その1

開催中の企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」では、たくさんのグラフィックデザインやイラストレーションの作品をご覧いただけます。順路に沿って、今回は山本記念展示室から、かの有名な猫の姿をご紹介します。

橋口五葉『吾輩ハ猫デアル』下編 挿画
1907(明治40)年5月19日[初版]/1907(明治40)年9月20日[第3版]大倉書店/服部書店

『吾輩ハ猫デアル』は、夏目漱石(1867-1916)の初めての小説です。1903年英国留学帰国後すぐ、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、 1850-1904)の後任として東京帝国大学に赴任した漱石でしたが、八雲の人気が高すぎ、かねてよりわずらっていた神経衰弱に悩まされたといいます。高浜虚子(1874-1959)のすすめで創作活動をはじめ『ホトトギス』誌上に発表した『吾輩ハ猫デアル』は大ヒット。橋口五葉のしゃれた意匠は本の売り上げに貢献したに違いありません。

実は後年、漱石夫妻は招かれて建設中の大山崎山荘(当館本館)を訪れています。そのようなつながりを思いながら、本展会場にて名前のない猫を探してみていただけたらと思います。

企画展「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」は3月8日(日)まで開催中です。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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