展覧会
こわくて、たのしいスイスの絵本展 ご紹介その3
本日は、現在開催中の企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」の展示室のようすをご紹介します。 エルンスト・クライドルフ《ふゆのはなし》 (1925年頃)
『ふゆのはなし』(1924年)は、エルンスト・クライドルフがグリム童話の「白雪姫」をもとに制作したオリジナルの絵本です。
『ふゆのはなし』が出版されたのち、クライドルフは大型本であったこの絵本を、子どもの手にあわせ小型化しようと考えます。構図を変えて一部修正を加えたものを作成しますが、出版されることはありませんでした。本展では、この幻の作品をご覧いただけます。
スイスの冬の風景に魅了されたクライドルフが描く、小人たちと白雪姫のたのしい物語をご堪能ください。
今回は絵本の展覧会ということで、展示室に絵本の閲覧コーナーがあります。
本展でご紹介している3人の画家の絵本や書籍を置いています。ご来館の際は是非手にとってご覧ください。
企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」は、12月25日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)